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＠東銀座 歌舞伎座(2002/8/9-28 20ステージ)
http://www.kabuki-za.co.jp/info/
全指定 一等席11550円 二等席8400円 三階A席3150円 三階B席1680円
一階桟敷席12600円
・浮かれ心中（うかれしんじゅう）中村勘九郎ちゅう乗り相勤め申し候
原作：井上ひさし「手鎖心中」 脚本・演出：小幡欣治 演出：本間忠良
美術：中嶋八郎 照明：池田智哉
出演：
勘九郎 ：栄次郎
橋之助 ：太助
福助 ：おすず、帚木
弥十郎 ：伊勢屋太右衛門
十蔵 ：佐野準之助
獅童 ：与七
亀蔵 ：清右衛門
高麗蔵：お琴
扇雀 ：清六
・弥生の花浅草祭
2002/8/26(月)晴 2:15-5:10PM(1'50/休20/45) 3F下手前方 客席ほぼ満員(1900人 )
客層：中高年層女性中心、20歳代との２，３人連れも結構。
客入れ：当日券。販売早々、123部3階B打ち切れ。2部の３階Ａも残席ほとんどなし。
当日のみか、宙乗り直下６席は最後まであり（そのときは離席して立ち見する）。
・浮かれ心中
井上ひさし直木賞受賞作、舞台化はされてたかしら。
舞台。貧乏長屋、町屋、河川敷とか。
お話。材木問屋のばか息子・栄次郎。いっぱしの戯作者になりたい、そのためには
話題つくりとあれこれ思案。自分から勘当したい、賄賂をつかって手鎖の刑を受けたり
これもネタ造りのためとばか三昧。次は手鎖付きで心中と大茶番を企画するのだが。
役者ノリノリ、宙乗りもサービス満点。楽しいねこ。二人（勘九郎、福助）、前半とか
アドリブかまして、やりたい放題（既存舞台比）。台本に織り込まれた、ちゃり台詞
にくすり笑い（獅童・ドラゴンに「ピンポンで負けたのかい？。」とか）。
福助のやさぐれと可憐、そして豪快君の２．５役が愉快。橋之助、ドーピングされて
浮かれまくり。「播州皿屋敷」の色悪と同じ役者と思えない、ガラスの仮面状態。
ねずみに乗っての「ちゅう乗り」。２，３階席、大喜び。ねずみの造形が結構可愛い。
お囃子（世界はひーとーつー♪、って曲、タイトルなんだっけ）のぼんぼん気分も
いい。手ぬぐいをばらまき、お客様感謝の気持ちも目一杯。もろもろにいい心持ちねこ。