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 歌舞伎四百年 四月大歌舞伎「二人夕霧」

 @東銀座 歌舞伎座(2003/4/2-26 25ステージ)
 http://www.kabuki-za.co.jp/
 自由 4階一幕見席800円

 百千鳥鳴門白浪(ももちどりなるとのしらなみ)二人夕霧(ににんゆうぎり)
 傾城買指南所(けいせいかいしなんじょ)

 作:近松徳三 補綴・演出:戸部銀作 振付:二世 藤間勘祖
 作曲:野澤松之輔 美術:高根宏浩
 出演:
 梅 玉*:藤屋伊左衛門 *仁左衛門 代役
 魁 春:後の夕霧
 翫 雀:弟子 いや風
 玉太郎:同  てんれつ
 高麗蔵:同  小れん
 歌 江:叔母 お 歌
 吉 弥:三つ物屋四九兵衛
 秀太郎:吉田屋女房おきさ
 鴈治郎:先の夕霧

 2003/4/5(土)雨 6:21-7:26PM(1'05) 4F一幕見席上手 客席5割(40人)
 客層:老若男女。気持ち海外の方が多いような。
 客入れ:仁左衛門休演がもろ?、がらがらの幕見席。その前の吉右衛門出演の回は
 立ち見の盛況なのに…。販売前に梅玉代役を断り。物販。筋書き、いつもの通り。
 
 舞台。町家と軒先。
 お話。「廓文章」後日談。傾城夕霧に入れあげたあげく、勘当された伊左衛門。いま
 は二代目夕霧と所帯をもち、得意の遊び方指南を生業。そんなところに死んだはずの
 夕霧が帰ってきて…。
 
 しみじみと情感、ほんわかと脳天気。お芝居でござんすとハッピーエンドは踊り納め。
 休演・仁左衛門の伊左衛門なら、濡れたであろう色恋沙汰もさらっと印象。梅玉、
 魁春、鴈治郎と和事のいい感じを醸して、好感ねこ。