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＠三宅坂 国立劇場大劇場（2003/6/1-24 46ステージ）休演6/12
http://www.ntj.jac.go.jp/
全指定席 一般1等3800円 2等1500円 学生1300円
作：三世瀬川如皐 補綴：国立劇場文芸室 美術：国立劇場舞台美術研究会
監修：河竹登志夫
序＿幕 木更津海岸見染の場
二幕目 赤間別荘の場
三幕目 源氏店の場
出演：
中村梅玉 ：与三郎
中村時蔵 ：お富
中村玉太郎 ：鳶頭・金五郎
松本幸右衛門：赤間源左衛門
澤村鐵之助 ：下女・およし
中村歌江 ：お針女・お岸
大谷桂三 ：海松杭の松五郎
坂東吉弥 ：偏煽の安五郎
中村東蔵 ：和泉屋多左衛門
2003/6/1(日)曇 11:00-1:37PM(25/休20/43/休10/60)3F中段 客席7割（1000？人）
客層：老若男女、休日の今日は大人客席(平日は学生客席）
客入れ：１階は7,8割、23階は5割の入り。いつものように無料パンフ配布。必要十分の
PALYBILLなり。物販。脚本、資料集。
3月に歌舞伎座でやったばかり演目（与三郎：仁左衛門、お富：玉三郎、蝙蝠安：
勘九郎 と人気役者配役）。これも三部上演、物語をわかりやすくして○。
1部は歌舞伎の装置、効果音の実演と解説。演目のあらすじ説明。舞台上にノート
ＰＣをもちこみ、WEB風（パワーポイント？）のイラストアニメで紹介趣向。いろ
いろ工夫も、平日の中高生観客を考えてのこと。ちょっと前の当世言葉を使ったり
、ちょっと恥ずかしいねこ。
お話。江戸の小間物問屋の若旦那与三郎は、木更津の浜辺で、元深川芸者・現親分
赤間源左衛門の囲われ者のお富と一気に恋い。密かに逢瀬を楽しむがばれ、お富は
逃走、与三郎は半殺し。3年後。与三郎は、ごろつきの蝙蝠安に連れられ、金をせびり
に和泉屋多左衛門邸へ。思いがけなくお富と再会、恨み辛み。帰った多左衛門からの
小判、安のなだめすかしもあって引き上げることに。多左衛門は守り袋を残して、
店にいき。あけてみれば、臍の緒書。多左衛門がお富の実兄と判り、二人は彼が厚情
に感じ入るのだった。
さらさらすっきり。しすぎて、色気がなくて、うーんねこ。3月に観ちゃったせいも
あるけど、もうちと濃いめにしてほしかったねこ。「鑑賞教室」だから、これのが
いいのかもしれないけど。