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＠東銀座 歌舞伎座（2003/9/2-26 25ステージ）
http://www.kabuki-za.co.jp/
一幕見席900円／800円
一、 初代中村吉右衛門 五十回忌追善狂言
平家女護島 俊寛（へいけにょごがしま しゅんかん）鬼界ヶ島の場
出演：
俊寛僧都 ：吉右衛門
丹波少将成経：梅 玉
海女千鳥 ：魁 春
平判官康頼 ：歌 昇
瀬尾太郎兼康：富十郎
丹左衛門尉基康：芝 翫
二、 新古演劇十種の内 身替座禅（みがわりざぜん）
出演：
山蔭右京：富十郎
太郎冠者：歌 昇
侍女小枝：亀治郎
侍女千枝：玉太郎
奥方玉の井：吉右衛門
2003/9/23（祝火）快晴 4:30-7:14PM(80/休30/54)4F上手より 客席満員(90-100人)
客層：老若男女とりどり。俊寛のが男性割合が多い印象。
客入れ：幕見席。俊寛。開場時で70人列、余裕がない(90キャパ)ので、自分で空席を
探して、とお願いあり。結局、立ち見10人以上の盛況。身替座禅。結局、ほぼ満員。
・俊寛
舞台。浜辺と掘っ立て小屋。岩場もみえ。
お話。平家討伐の陰謀が露見。俊寛ら三人は島流し。都から赦免船で訪れ、三人は
都に帰れることに。妻がすでに斬首されたことを知った俊寛。仲間の島の女房が悲し
む様子を見て、権利を譲り、島に残ることとするが…。
吉右衛門、丁寧にくっきりと表情をつけ。凡夫たる人の悲しさをたっぷり芝居で描き
ラストの虚心ぶりを印象深くして、巧み。富十郎が押し出し強く、敵役。でも、声が
やたらと澄んでいるのでちと違和感あり。
・身替座禅
舞台。能がかり。
お話。恐妻家のくせに遊び好きの山蔭右京。奥方玉の井に一晩座禅をするからと、
嘘をつき、太郎冠者を身替わりに愛人のもとへ。しかし、玉の井にばれちゃって。
怪獣大決戦にもなろう顔合わせを、奮闘の末コミカルに。吉右衛門。強面の奥方役。
スキップ風の歩きに笑い。富十郎。愛嬌ある夫役。いい声での、うひひ笑いがナイス。
昼の部 一幕見席（9/22時点）
彦山権現誓助剱 毛谷村 11:00-12:15 800円
幕間 30分
六歌仙容彩 業平 喜撰 12:45-13:32 800円
幕間 25分
河内山 13:57-15:32 900円
夜の部
俊寛 16:30-17:50 900円
幕間 30分
身替座禅 18:20-19:14 800円
幕間 25分
ひらかな盛衰記 無間の鐘 19:39-20:31 800円