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＠東銀座 歌舞伎座（2003/10/1-25 25ステージ）
http://www.kabuki-za.co.jp/
一幕見席1000円
一、 祇園祭礼信仰記 金閣寺（ぎおんさいれいしんこうき きんかくじ）
出演：
雀右衛門 ：雪姫
幸四郎 ：松永大膳
我 當 ：佐藤正清
信二郎 ：松永鬼藤太
時 蔵 ：狩野之介直信
田之助 ：慶寿院尼
菊五郎 ：此下東吉
2003/10/5(日)晴 4:30-6:06PM(1'36) 4F上手より 客席満員(90人)
客層：老若男女、女性過半数。固定ファンが多め印象。
客入れ：開場からやや遅れて入場。まんべんなく埋まり、空席を探さないといけない
状態。立ち見数人あり。次の「お染の七役」まで通しの客、1/2以上？。外の待ち列は
40人ほど。ちなみ、夜の部は3階AB席（一等もだったかな）売り切れ、他は残券あり。
舞台。金御殿。下手に井戸。
お話。謀反を企ての執権大膳。将軍を殺害、母慶寿院を金閣寺に幽閉。天井画の絵師
として、狩野之介直信とその妻・雪舟孫・雪姫を呼び出し。雪姫をわがものにする
ためというから腹黒。そんなところへ、此下東吉が現れ、大膳へ奉公したいと願い。
雪姫が手本なしに龍は書けない、とごねると大膳、剣を抜き滝にかざすと本物の龍が
現れ。その刀こそ、家の宝、さては親の敵と雪姫は大膳に斬りかかるが、庭の桜に
縛られてしまう。大膳が直信引っ立てて、留守となった隙に、雪姫は桜の花びらで
ねずみを描くとあら不思議。絵のねずみが本物となり、雪姫の綱を噛みきって助けて
くれるのでした。
８０歳を越える雀右衛門、これが最後の雪姫か？と思うと必見。思わなくとも、気迫
の舞台は真性女形の意地みたいのを感じさせて○。それにひきかえて、いただけない
のが幸四郎。居丈夫とはいえマグロ状態の大膳、悪の凄み、なんか念波みたいな、を
感じさせず。うーん、ねこ。一休さんキャラな東吉・菊五郎。さっぱりと刺身のつま
な、欠かせないキャラを好演。
昼の部 一幕見席 10/2時点
盟三五大切
序幕 二幕目 11:00-12:14 900円
幕間 35分
盟三五大切
大詰 12:49-14:18 900円
幕間 25分
連獅子
14:43-15:31 700円
夜の部
金閣寺 16:30-18:04 1000円
幕間 30分
お染の七役
序幕 18:34-19:44 1500円
幕間 10分
お染の七役
二幕目 19:59-20:51
幕間 10分
お染の七役
大詰 21:01-21:36