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＠新宿二丁目 タイニイアリス（2003/10/11-12 3ステージ）12s後シンポジウム
http://www.ne.jp/asahi/tiny/alice/
全自由 前売2800円 当日3300円 ペア5000円 高校生2500円
１ 銀幕遊學◎レプリカント「Serotonine」
台本・楽曲・舞台効果・演出：佐藤香聲 音響・舞台監督：渡川知彦 照明：三島修二
擬景技術：萱原和彦 映像：鈴木径一郎 衣装：竹内陽子 美粧：竹澤綾子
制作：西川悦代
出演：中島裕介、梅本悟史、松森久晃、蘭世、宮森祐巳子、ことぶき、小野田恭子
演奏：多賀聡(dr)、松波敦子(voc)
２ Daniel K ＆ Co．（シンガポール）「Melatonin」
作･演出・振付：Daniel K 音響：Li-Chuan CHONG 衣装：Charmaine KWA
照明：Fita HELMI 映像：Guan 制作：Jennifer TEO
出演：Daniel K Joavien, NG RIZMAN Putra,ANDRIANA Bte Ngaman,
JURAIMY Abu Bakar
2003/10/11(土)小雨 8:00-10:20PM(55/休25/60) 最前列より 客席9割(40人)
客層：20才代男女中心におじさん結構。ほか中国、シンガポール？などアジア人全般
客入れ：準備のため開場が押し、開演10分間入場。全自由、整理番号なし、整列誘導
なく、流れで入場。いつもの雛壇と小さな座椅子。張り出し舞台につき、桟敷なし。
回ごと、上演順を入れ替えて上演。次の準備のための幕間はいったん劇場を出て、外
で待ち（ロビーがないので。ちと長め）。荷物預かりはないので、大荷物は各自配慮
のこと。折り込みパンフ。A4両面に挨拶、出演、スタッフ、カンパニー紹介。
物販。「銀幕」のＣＤ、ポストカードなど。
久々にみたねこ。シンガポールのダンスカンパニとの競作企画。コンセプトは、近代
化以来「欧米」を受容してきたアジアの都市の人々は、これからそれをどう切り抜け
ていくか …とか（？！）。
・銀幕遊學◎レプリカント「セロトニン（精神を安定させる脳内ホルモン）」
舞台。縦横等間隔でパイプ椅子とパフォーマ。背景はルネッサンスの科学図版。
舞台外、上手にバスドラム、下手にボイスパフォーマ。
構成。客入れ時から板付き、椅子に座る男女がスプーンを口元に持っていきながら、
薬物の名前。以降、スプーンは携帯電話に転じて用いられ。１携帯を切ることが
できない男女のミニアルな会話と音楽。２男の叶わない恋のモノローグ、音楽は大江
千里かな？。３別の男のモノローグ、恋を語るしゃべり方練習。素になって劇中登場
の自分そっくりの人形を伴った女性パフォーマのこと。〜１同様の男女の会話。
４携帯を切れない男女通しが身体を絡ませ。
麻薬的な癒し装置・携帯電話をモチーフに男女の孤独を浮かばせ。断片的な会話を
ループしてく言葉。ストレスをありげな人形ぶりする機械的身体。アグレッシブな
パーカッション音楽。都市風景をコラージュした映像。など、大胆でいてストイックな
独特表現。ほころび感じさせない構成は○。ミニアル基調のせいか、ちと長めに
感じさせて、見てる側の集中力が続かないのが△。
・Daniel K ＆ Co．「メラトニン（睡眠を促進する脳内ホルモン）」
舞台。前面両端にＴＶモニタ、舞台両袖には衣装が沢山。
構成。白ずくめの背中が割れた衣装でさなぎのよう。転がり、立ち上がり「ふ化」。
舞台は闇にスポットライト。その中を彷徨うクラブ好きそうな若者達。ぶいぶいと
歩き、雑踏に身を躍らせ、いちゃついてＳＥＸ。そうしても、どうしても１人になる時が
あって。
緊張と弛緩のリズムで、夜に生きる住人の有り様を描く。セクシャリティを強くアピ
ールする男女の衣装、表情、肢体。バネを活かして躍動的、ねちっこい一連の動き
がムーディ。途中、ミュージックビデオダンスの完コピしたり、遊びあり。展開に
繰り返しが多いせいか、長めに感じてしまうのが△。
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