[ホーム]（本ページは劇団項目が出来次第、そちらにリンクします。）
＠東銀座 歌舞伎座(2004/5/1-25 25ステージ)
http://www.kabuki-za.co.jp/
全指定 一等席18900円 二等席13650円 三階A席6300円 三階B席3150円
一階桟敷席21000円
一、四季三葉草（しきさんばそう）
出演：
梅 玉 ：翁
松 緑 ：三番叟
芝 雀 ：千歳
二、 歌舞伎十八番の内 暫（しばらく）
出演：
新之助改め海老蔵 ：鎌倉権五郎
芝 翫 ：加茂義綱
時 蔵 ：那須妹照葉
三津五郎：鹿島震斎
段四郎 ：茶後見
東 蔵 ：局常盤木
左團次 ：成田五郎
富十郎 ：清原武衡
芝 雀（雀右衛門体調不良のため）：桂の前
三、 新歌舞伎十八番の内 紅葉狩（もみじがり）
出演：
菊五郎 ：更科姫 実は戸隠山の鬼女
菊之助 ：山神
梅 玉 ：平維茂
四、 伊勢音頭恋寝刃（いせおんどこいのねたば） 油屋 奥庭
出演：
團十郎 ：福岡貢
新之助改め海老蔵：料理人喜助
魁 春 ：お紺
田之助 ：お鹿
芝 翫 ：仲居万野
2004/5/3(月祝)曇 11:00-4:00PM(内訳下記) 3階上手前方 客席満員(1900?人)
客層：老若男女。連休のせいか、家族連れちらほら。
客入れ：当日券。3階夜の部は早々に売り切れ。開場時間になっても、当日券の列は
折り返しての長蛇（最後尾にはプラカード係員）。幕見はどの演目も立ち見2重状態。
2階では襲名披露ご祝儀を展示。物販。筋書き1500円。記念グッズ（風呂敷、ストラ
ップ、お札ほか）、煎餅、チョコ、雷おこしほか（グッズ付が多し。フィギュアは
なかった模様）多数。
破天荒貴公子・新之助改め海老蔵 襲名。団十郎と同じ舞台にたつのは150年ぶりとか
ふーん。喜びもひとしお？のところに、団十郎急病休演（急性骨髄性白血病）。
海老もがんば！と遠く離れて応援したいねこ。しかし、夜の部に比べると、パフォーマンス
色が濃い演目ばかり、もひとつ呼び物に欠ける昼の部なり。
・四季三葉草
舞台。松ばめでなく、岩島。清元車中が居並び。
お話。翁と三番叟を立役、千歳を女方ですなる、変化舞踊。タイトルがしゃれなら、
詞も四季花々をもじったもの。
小粒ながら変化な楽しさ、剛柔緩急のリズム変えも退屈させず。扇捌き一つとっても
個性がでるのが楽しいところ。
・暫
舞台。八幡宮境内とか。
お話。悪人武衡、善人加茂義綱たちを滅そうとするところへ、暫くの声。加茂家忠臣
・鎌倉権五郎登場。超人ぶりを発揮して、逆転勝利。
海老蔵・鎌倉権五郎初役。昼一番の派手演目をきりっと張りのある所作でして、心地
よし。重厚さアピール部分で、もさもさ感が紙一重に感じる時あり、もっとと欲がでるねこ。
富十郎はプロンプ付き？、台詞の間が妙に空くと、はらはらねこ。
・紅葉狩
舞台。山奥、紅葉色がいっぱい。
お話。平維茂一行は紅葉狩。居合わせた姫に誘われて酒宴わいわい。もちろん姫は
鬼女、でバトルフィーバー。常磐津、長唄、竹本のセッションも聞きもの。
菊之助・山神、ちゃきちゃきと快男児ぶり。菊五郎・更科姫、うーんおじさんにしか
みえないですよ。すごみはあるけど、スピード感にかけるし。菊之助と交替希望。
・伊勢音頭恋寝刃
舞台。遊郭お座敷とか。
お話。のんき顔の前半と惨劇の後半、と演劇らしい構成。貢は主筋・今田万次郎の刀
の鑑定書を必死に探索中。恋人お紺の真心試し＝偽りの愛想づかしを真に受けて逆上
妖刀で皆殺し。やりすぎですね。
団十郎のサイボーグ演技が得たいしれぬ貢の狂気とよくあい。海老蔵・料理人はきりっと
柑橘系に男前。
［月間一覧］
昼の部 一幕見席（5/3実測) 四季三葉草 11：00-11：31 1000円 幕間 20分 暫 11：51-12：44 幕間 30分 紅葉狩 13：14-14：17 1000円 幕間 15分 伊勢音頭恋寝刃 14：32-16：00 1000円 夜の部（5/3実測) 碁太平記白石噺 16：30-17：29 1000円 幕間 20分 口上 17：49-18：18 幕間 32分 勧進帳 18：50-20：01 1000円 幕間 16分 魚屋宗五郎 20：17-21：35 1000円