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＠東銀座 歌舞伎座(2004/6/1-26 26ステージ)
http://www.kabuki-za.co.jp/
全指定 一等席18900円 二等席13650円 三階A席6300円 三階B席3150円
一階桟敷席21000円
一、傾城反魂香（けいせいはんごんこう）将監閑居の場
吉右衛門 ：浮世又平 後に土佐又平光起
段四郎 ：土佐将監
歌 昇 ：狩野雅楽之助
友右衛門 ：土佐修理之助
雀右衛門 ：又平女房おとく
二、義経千本桜（よしつねせんぼんざくら）吉野山（よしのやま）
菊五郎 ：佐藤忠信 実は源九郎狐
菊之助 ：静御前
権十郎 ：逸見藤太
三、 歌舞伎十八番の内 助六由縁江戸桜（すけろくゆかりのえどざくら）
新之助 改め海老蔵：花川戸助六
玉三郎 ：三浦屋揚巻
勘九郎 ：白酒売新兵衛
歌 昇 ：朝顔仙平
福 助 ：三浦屋白玉
松 緑 ：福山のかつぎ
段四郎（團十郎代役）：口上
左團次 ：髭の意休
田之助 ：曽我満江
吉右衛門 ：くわんぺら門兵衛
2004/6/20(日)晴 4:30-9:35PM(内訳下記) １階上手 客席超満員(1800人)
客層：ほぼ全員女性。20-30才代中心。学生〜きっちり着物の粋筋まで。
客入れ：昼の終演が最近にしては早め（開場の17分前)なので、比較的スムーズ入れ
替え。ロビーの襲名祝い品は前月と同じ？。壁際や通路に補助椅子あり。
物販。スカーフの内、暫デザインは完売。さもあり。筋書、なんか厚め、ねこ未購入。
一、傾城反魂香
舞台。田舎館、裏庭先。
お話。絵師・土佐将監の弟子又平。夫婦ともは土佐の苗字を貰いたいと願うが、実績
なしと×。覚悟を決めて、手水鉢に自分の姿を描くと反対側に抜ける奇跡。将監は
よくやったと土佐又平光起の名乗るを認め、夫婦歓喜。よかったね。
吉右衛門、真摯至極。加えて男のいじましさも欠かさぬ愛すべき役造り◎。雀右衛門
、語らずとも通うな夫婦の情愛を、吉右衛門としみじみと演じて、地味に素敵千万。
二、吉野山
舞台。田園風景、桜の木。
お話。桜満開・吉野山。源義経の愛妾静御前、家来忠信は義経のもとへ急行中。二人
で女雛男雛に見立て舞踊、源平の戦物語など、アトラクションいろいろ。
菊之助、初役静とか。花の香りのような愛らしさ、華やかさにため息しきり。菊五郎
・忠信。見守る視線の暖かさにしみじみと慈愛。うんでも、コアラ顔はともかく、羊体型
のもこもこ狐・忠信に、無理はないかしらん。うーん、こまっちゃうねこ。
三、助六由縁江戸桜
お話。赤い門構えの郭三浦屋・店頭。
お話。助六は遊女揚巻と深い仲。毎日喧嘩三昧は訳あり。助六、実は曽我五郎。源氏
の重宝友切丸の探索がため。恋のライバル髭の意休にも仕掛けるがなかなか刀を
抜かない。はてさて、こちらも訳ありの様子で。
高速ハンサム助六。フェザータッチなれど、切れ味◎な口跡の良さ。危ない色気ビーム
を照射して、瞬間悩殺の凄み。海老蔵の5,10年先がとっても楽しみねこ。玉三郎・
揚巻。花道の登場からして尋常ならず、アンニュイ女神なムーディさ◎。福助となら
べば、ダブルファンタジーに役者美の競演。眼福ねこ。助六兄・勘九郎丈が加わり、
和みムードで小ねた連発のちゃり場進行。松助？の若旦那。美味しく悪のり、受けを
とり。携帯カメラで助六とツーショット〜「冬のソナタ」ヨン様の風体パロ〜おーい
お茶を黒子にもってこさせてＣＭ〜NEWS「希望Yell」を突然流し、助六に「エール」
をお願いてな具合。
［月間一覧］
昼の部 外郎売 11：00-11：37 800円 幕間 20分 寺子屋 11：57-13：13 1100円 幕間 30分 口上 13：43-14：10 1100円 幕間 30分 春興鏡獅子 14：40-15：43 夜の部 傾城反魂香 16：30-17：52 1000円 幕間 30分 吉野山 18：22-19：15 800円 幕間 20分 助六由縁江戸桜 19：35-21：35 1200円
［月間一覧］