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＠東銀座 歌舞伎座（2004/8/10-28 19ステージ）
http://www.kabuki-za.co.jp/
全指定 一等席11550円 二等席8400円 三階A席3150円 三階B席1680円
一階桟敷席12600円
第二部
一、倭仮名在原系図（やまとがなありわらけいず） 蘭平物狂（らんぺいものぐるい）
出演：
三津五郎：奴蘭平 実は伴義雄
橋之助 ：与茂作 実は大江音人
孝太郎 ：水無瀬御前
児太郎 ：一子繁蔵
扇 雀 ：おりく 実は明石
勘九郎 ：在原行平
二、 仇ゆめ（あだゆめ）
勘九郎 ：狸
扇 雀 ：舞の師匠
児太郎 ：禿
染五郎 ：揚屋の亭主
福 助 ：深雪太夫
2004/8/28（土）曇 2:30-5:17PM(1'28/休19/58)１階下手 ほぼ満員（1800人）
客層：女性8割、20才代女性とおばさまが半々。
客入れ：1部と一緒。休憩時間は食事タイム設定じゃないけど、弁当食の人ちらほら。
三部の一幕見待ち列は折り返して入口に戻るほど、千秋楽だしね。
・蘭平物狂
舞台。内屋敷、境内。
お話。在原行平は、なじんだ松風のことが忘れられず、恋の病。よく似た与茂作の
女房を替え玉と一見を案じる、奴蘭平。そこに賊逃亡の知らせ。刀をみると乱心
する蘭平ではなく、息子に追わせる行平。殺された父の仇と、行平の命を密かに
狙う蘭平の計略はしかし、バレバレ。大立ち回りの末、実子に捕らえられてしまう。
三津五郎、フルスロットル。後半の乱心殺陣のへんな動き、高速安定にぶっちぎる
大立ち回り。アクション芝居を急停止して、子を思う人情芝居でしっとりパーキング。
その実力を十二分に見せつけてくれる舞台なり。
・仇ゆめ
舞台。遊郭島原の門（背景幕）が横スクロールして、裏座敷。ほか、田畑戸外。
お話。狸は、島原の遊女深雪太夫に岡惚れ。深雪太夫といえば、舞の師匠にご同様
狸は、師匠に化けて太夫に告白。しかし、本物と鉢合わせして、こりゃ大変。
揚屋の亭主は一計を案じて…。
北條秀司作品、狐狸狐狸話といい、狸が好きなのか？。舞の指南場面はアジアン
ビートにのって、ノリノリに場内を沸かせ。勘九郎は下座までちょっかい出して、
悪のり。染五郎、福助らもまた楽しげで○。前後半明暗でメリハリ。悲恋の切なさ
を一段と感じさせて、しみじみ浸みるねこ。
第一部 元禄忠臣蔵 11：00-12：44 800円 幕間 28分 蜘蛛の拍子舞 13：12-13：57 800円 第二部 蘭平物狂 14：30-15：58 900円 幕間 20分 仇ゆめ 16：19-17：17 700円 第三部 東海道四谷怪談 序幕 18：00-18：49 600円 幕間 30分 東海道四谷怪談 二幕目 19：19-20：53 1000円 幕間 10分 東海道四谷怪談 三幕目、大詰 21：03-21：45
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