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 大阪松竹座 十一月特別公演「伽羅先代萩/船弁慶」

 @大阪難波 大阪松竹座(2004/11/2-25 24ステージ)
 http://www.shochiku.co.jp/play/
 全指定 一等席15750円 二等席8400円 三等席4200円

 一.伽羅先代萩 めいぼくせんだいはぎ 竹の間 御殿 床下
 出演:
 玉三郎 :政岡
 染五郎 :仁木弾正、沖の井
 弥十郎 :荒獅子男之助
 扇雀  :八汐

 二.新歌舞伎十八番の内 船弁慶 ふなべんけい
 出演:
 染五郎 :静御前、平知盛の霊
 弥十郎 :武蔵坊弁慶
 扇雀  :源義経

 2004/11/22(月)晴 1:00-5:30PM(内訳下記)3F下手前方 客席8割?(800人)
 客層:20歳代と中年女性で8割。男子は学生?と中高年。
 客入れ:当日券あり、詳細不明。物販。番付(パンフ A4 2500円)高いので買わず
 じまい。
 
・伽羅先代萩
 おなじみ「御殿」の前の場「竹の間」を付加。関西では26年ぶりとか。玉三郎・
 政岡は三演(関西初演)。扇雀・宿敵八汐、染五郎・悪玉仁木弾正はともに初役。

 舞台。御殿座敷の表と裏を切り替え。
 お話。お家騒動で命を狙われている若君。彼を守るため、我が子さえも犠牲にして
 しまった、忠義の乳人・政岡。その女丈夫、その悲しさ。

 政岡vs八汐、蛇とマングース対決の体でわかりやすくビジュアル作り。玉三郎は
 腹のうちを伺わせるよな、佇まいや目線の細かな演技を終始。気合いと貫禄を感じ
 させ。扇雀は漫画っぽく悪い奴。粘っこいけど後味よし。染五郎は、親父さん譲り
 の妖しい不気味さにほよよ。小気味よい動きは相変わらず○。

・船弁慶
 舞台。松羽目な能舞台がかり。
 お話。変化舞踊。義経との別れの悲しみ胸に抱きつ舞う、静御前。義経を呪う平家
 の武将知盛の亡霊。

 亡霊のあばれ八着ぶりが清々しい、染五郎。前半の静は、女形なのに心は男みたい
 な声とか所作(前屈みでなんかありげ)。後半への布石?。
 

 一、伽羅先代萩 竹の間   13:00-13:58
 幕間18分

 一、伽羅先代萩 御殿 床下 14:16-15:56
 幕間29分 

 一、 新歌舞伎十八番の内 船弁慶
 16:25-17:30

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