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 新春浅草歌舞伎 2部「曽我綉侠御所染/春興鏡獅子/恋飛脚大和往来」

 @浅草 浅草公会堂(2005/1/2-26 25ステージ)
 http://www.shochiku.co.jp/play/
 全指定 一等席8400円 二等席5250円 三等席2100円

 一.曽我綉侠御所染 御所五郎蔵 そがもようたてしのごしょぞめ ごしょの
  ごろぞう 仲之町出逢いの場
 出演:2部(1部)
 御所五郎蔵 :獅童(七之助)
 甲屋女房都 :亀治郎(亀鶴)
 星影土右衛門 :愛之助(男女蔵)

 二.新歌舞伎十八番の内 春興鏡獅子 しゅんきょうかがみじし
 出演:2部(1部)
 小姓弥生 後に獅子の精 :七之助(亀治郎)

 三.恋飛脚大和往来 封印切 こいびきゃくやまとおうらい ふういんぎり
 出演:2部(1部)
 忠兵衛 :愛之助(亀治郎)
 梅川  :亀治郎(七之助)
 八右衛門 :男女蔵(愛之助)
 治右衛門 :亀鶴(獅童)
 おえん :門之助
 
 2005/1/4(火)晴 3:05-6:37PM(内訳下記) 1F花道脇 客席1F満員(900?人)
 客層:20ー30歳代女性最多に、家族的な幅の広さ。女性8割。
 客入れ:当日券あり、1F最後尾と花道脇に補助いすあり。ちなみ土日で残席あるの
 は1/8,9(一等のみ)。1部終演が2部開場定時の7,8分過ぎ、で入場は開演定時13分前
 退場を向かって左、入場を右の導線と分け。でも、ロビーは出店や展示スペースで
 極少、結果大混雑。お姉さま方から、全然だめだよね、考えてない、など不満の声
 多数。ちなみ、左側からも入場可能(がら空き)。近場のドトールで時間
 を調整した方が吉。歌舞伎座みたい、花道の横断はできないので注意。狭いロビー
 を行き来することとなり。ちなみトイレは男女とも右側のみ。

 物販。パンフ(A4 1500円)未購入につき内容不明。ポストカード2枚300円。プロ
 マイド(まだ舞台写真はなし)500円。甘み系。言問団子は早々に売り切れ。ほか
 、なんとか草餅も美味しそう。
 
 25周年目の浅草歌舞伎。パンフには歴代チラシと記録が掲載され。

 お年玉
 芝居と初詣、おいしい食事。一番正月らしい気分を味わえる浅草歌舞伎。客席と
 一体となってつくる芝居、よろしくお願いします。
 
一、御所五郎蔵 仲之町出逢いの場
 舞台。吉原、桜満開。
 お話。粋でいなせな侠客2人。すわバトルかと目線ばちばち、口から速射砲。

 居丈夫な二人がいいやら、欲求不満やら。獅童にもっと破天荒さ、愛之助に得体
 しらん色気がほしいねこ。プロンプ付きなんは、ちょっと興ざめ。

二、春興鏡獅子
 舞台。松ばめもの。
 お話。可憐な少女が化けて、狂乱する獅子となってしまう。
 
 軽やかでスピーディ、機動性○。上半身の所作○、下半身の重量安定感△。苦痛に
 未もだえる美人顔がすてき。毛振り43回とハッスル。

三、恋飛脚大和往来 封印切
 舞台。芸者置き屋ほか。
 お話。恋の意地から、公金の封印をきってしまう青年・忠兵衛。行く末は恋しい
 太夫との逃亡、そして死あるのみ。
 
 愛之助、入魂。一途な若い青年の悲劇にぴったりと寄り添う、心のこもった演技。
 柔らかな台詞と所作に愛らしさも○。彼を見守る太夫役・亀治郎の目線演技もまた
 気持ちがよく感じられて○。

1 お年玉(年賀挨拶 今回は門之助) 3:05-3:10PM(5)
2 曽我綉侠御所染 3:10-3:34PM(24)
  休憩20
3 春興鏡獅子   3:54-4:50PM(56)
  休憩20
3 恋飛脚大和往来 5:10-6:37PM(1'27)

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