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＠東銀座 歌舞伎座(2005/2/1-25 25ステージ）
http://www.kabuki-za.co.jp/
一幕見席700円
（1等席 14700円 2等席10500円 3階A席4200円 3階B席2520円
1階桟敷席 16800円）
三、二人椀久（ににんわんきゅう）
振付：二代目花柳錦之輔 美術：中嶋正留
仁左衛門：椀屋久兵衛
孝太郎 ：松山太夫
2005/2/19(土)小雨 7:53?-8:25PM(32?) 4F上手 客席7割(60人)
客層：老若男女。男女半々。
客入れ：開演ちょうどに到着、入場5分待ち。暗転演出多用なのでやむなし。
冒頭、遅刻禁則で未見ねこ。
舞台。上手、紫の雛段に長唄社中。正面でかい松。
お話。大坂の豪商 椀屋久兵衛。遊女松山との遊興が過ぎ、家人に軟禁され。
ため、気が狂ってしまった彼は夜な夜な彷徨い。幻想の中に松山が現れる。
「伊勢物語」の恋になぞらえ踊った後、松山は消えてしまう。後には茫然と
久兵衛、風のなか佇むのであった。
辛い現実と夢の景色。悲しみそのものの野郎と、甘く艶やかに舞う女の絵柄が堪ら
ない。サイボーグみたいに端麗な孝太郎、ミスタームーディな美男・仁左衛門が
また以下同文。終盤、夜桜が舞う中、回転降下して消える松山に、声にならない
ため息を漏らす客席。ねこもちょっとほろ酔い気分。
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