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＠東銀座 歌舞伎座(2005/8/10-28 19ステージ)
http://www.kabuki-za.co.jp/
全指定 1等席11550円 2等席8400円 3階A席3150円 3階B席1680円
1階桟敷席12600円
第三部
一、隅田川続俤（すみだがわごにちのおもかげ） 法界坊（ほうかいぼう）
序 幕 深川宮本の場より 大喜利 隅田川の場まで 浄瑠璃「双面水照月」
作：奈河七五三助 演出・美術：串田和美 照明：齋藤茂男
勘三郎 ：聖天町法界坊
扇 雀 ：永楽屋娘お組
勘十郎 ：山崎屋
勘太郎 ：女船頭おさく
七之助 ：野分姫
亀 蔵 ：番頭正八
源左衛門：澤田弥九郎
市 蔵 ：若党山上文治
弥十郎 ：永楽屋権左衛門
橋之助 ：道具屋甚三郎
福 助 ：永楽屋手代要助 実は吉田松若
2005/08/14(日)晴 6:00-9:35PM(内訳下記)3階中段中央 客席満員(1950人)
客層：昼とあまり変わらず、子供は眠くなりそうだが…。
客入れ：当日券は売り切れ。一幕見は立ち見あり。2階ロビーに串田氏作「法界
坊」展示、イメージ作りのための製作とかのパッチワーク？崩壊寸前？人形。
串田和美ワールドと銘打ち、歌舞伎座初演出。ああ未だだったかと意外な感じも
あり。
舞台。舞台上に客席を設け、平成中村座(桜席)気分。舞台両脇に2階建て、人形客と
提灯が鈴なり。これは…なんか仕掛けがあるだろう？と期待に違わぬ応えはお楽し
みに。ほか、忍者屋敷な仕掛けが一部あれど、装置は歌舞伎座定番。今回の工夫は
照明にあり。これも平成〜同様、客席も舞台に取り込んでの趣向。だんまりで客電
まで点灯したり、サーチライトを走らせたり。おなじみのろうそく灯火も活かし。
お話。憎めない小悪党・法界坊がめげずに悪事三昧、殺されても合体幽霊となって
怨念のサービス三昧。破壊僧・法界坊。永楽屋の娘お組にひと目惚れも当然片思い。
お組といえば、手代要助と恋仲。なれど要助は武家の偽りの姿、おまけに野分姫と
許嫁。なんかみんなだめじゃん。で一番いけてない法界坊。要助暗殺、お組と野分
姫拐かしを謀るも全部失敗。腹いせに野分姫を殺すも、さっくり逆襲にあい殺られ
ちゃう。死んでも死に切れねえと、野分姫の怨念と合体ロボ、生き残った奴らを
きりきり舞に踊らせる。
原作忠実、背景にマンガ(な演技）。中村座って、持ち回りではっちゃけキャラ
するのかしらん。「桜姫」で遊んだ扇雀は控えめ、福助もことほど左様。代わり、
勘太郎がバカ殿、亀蔵が妖怪演技を嬉々として、美味しいとこをさらい。特に亀蔵
の粘着ぶりは胃もたれしそうで大変(笑）。ほか、黒子まで出しゃばって主導演技。
はっちゃけ達につっこまれるバカ真面目キャラに七之助・姫様。なにかと自害を
止められ場面もまたマンガ。勘三郎ＶＳ橋之助のオヤジ盛り、男盛り対決はお約束
な面白さを逃さず、楽しいねこ。 あと、１階客席は舞台同然趣向が一部あり、
3階席だとちょっと欲求不満でぷんぷん（宙乗りで帳消しなんだろうけど）
一幕見席（三部の宙乗り小屋設置の為、座席数70、立見数40） 第一部 祇園祭礼信仰記 金閣寺 11：00-12：38 900円 幕間 30分 橋弁慶 13：07-13：27 700円 幕間 5分 雨乞狐 野狐の五変化 13：32-14：12 第二部 伊勢音頭恋寝刃 14：40-16：09 900円 幕間 15分 蝶の道行 16：24-16：52 700円 幕間 5分 京人形 16：57-17：28 第三部 法界坊 序幕 18：00-19：38 900円 幕間 30分 法界坊 二幕目 20：02-20：36 700円 幕間 20分 法界坊 大喜利 20：56-21：35
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