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＠東銀座 歌舞伎座(2005/12/2-26 25ステージ)
http://www.kabuki-za.co.jp/
全指定 一等席14700円 二等席10500円 三階A席4200円 三階B席2520円
一階桟敷席16800円
昼の部
一．御所桜堀川夜討 弁慶上使 べんけいじょうし
橋之助 ：武蔵坊弁慶
弥十郎 ：侍従太郎
新悟 ：腰元しのぶ
竹三郎 ：花の井
福助 ：おわさ
二．猩々しょうじょう 三社祭 さんじゃまつり
勘太郎 ：猩々、悪玉
七之助 ：猩々、善玉
弥十郎 ：酒売り
三．盲目物語 もうもくものがたり
原作：谷崎潤一郎 脚本：宇野信夫
勘三郎 ：弥市・藤吉郎後に秀吉
橋之助 ：柴田勝家
薪車 ：浅井長政
笑三郎 ：侍女真弓
男女蔵 ：文荷斎
源左衛門 ：鬼藤太
桂三 ：若狭守
由次郎 ：蜂須賀
亀三郎 ：河内
亀蔵 ：朝露軒
七之助 ：お茶々後に淀君
玉三郎 ：お市の方
2005/12/24(土)晴 11:00-3:51PM(内訳下記) 2階上手 客席ほぼ満員（1900人）
客層：老若男女、カップル多め。京阪神らしき方々がちらほら。遠征？。
客入れ：当日券。3階AB昼夜、2等昼は早々に売り切れ。一幕見は盲目物語で立ち見
あり。物販。筋書1200円。
・弁慶上使
舞台。金襖、桜に火焔太鼓を描いた奥座敷。
お話。義経の子を宿した平家出身の姫を討てと乗り込む弁慶。身代わりを立てよう
とするが、その母おわさは父親に再会するまではと、頑ななに拒絶する。実は父親
とは弁慶で…。弁慶大泣きの大愁嘆 時代劇。
おわさ福助が生っぽく、ライブ感満点。娘が殺されての愁嘆場では強く胸をつき、
ほろりねこ。その中、思い人が弁慶とわかり、一瞬歓喜する演技も嫌みならず。
弁慶橋之助が颯爽、軽そう？と思いきや、渋く決めていい感じ。
・猩々
舞台。緑の大瓶を中央。
お話。お酒大好きの聖獣二匹。見つけた酒を酌み交わし上機嫌。酒売りに無尽蔵
酒壺をお礼とプレゼント。
小気味よい動きの勘太郎＋七之助が楽しいねこ。地味も丁寧に踊って、味わい増し。
・三社祭
猩々からぱっと変わって、善悪スピリッツの2人の舞。これまた、スポーティで
気分上々。
・盲目物語
先代勘三郎の当たり役、当代は8年ぶりとか。
舞台。萩が咲く庭がある質素な奥座敷。天守閣。湖を望む丘。
お話。木下藤吉郎が嫌われてもお市の方への思いを断ち切れず、輿入れした柴田を
攻め滅ぼすが、結果お市の方も喪ってしまう。代わり、娘のお茶々を側室にする
史実のサイドストーリー。お市の方を恋い慕いながら果たせず、その運命とともに
落ちぶれてしまうあんま弥市の物語。
お市の方、お茶々とも、あんま行為の肉感を伴っての恋なのが谷崎らしい。弥市
勘三郎、このちと異常な忍ぶ恋も嫌みならず演じ。お市の方玉三郎、すらっと知的
な美人ぶり。お琴を弾き語りするさまはしっとりと素敵。激高場面にはほよよ。
柴田橋之助、快男児ぶり○。
一幕見席 昼の部 弁慶上使 11:00-12:16 800円 幕間35分 猩々／三社祭 12:51-13:30 700円 幕間25分 盲目物語 13:55-15:31 1000円 夜の部 恋女房染分手綱 16:30-17:37 800円 幕間35分 船辨慶 18:12-19:14 900円 幕間20分 松浦の太鼓 19:34-20:47 800円
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