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 国立劇場 一月歌舞伎公演「通し狂言 曽我梅菊念力弦」

 @三宅坂 国立劇場(2006/1/3-27 24ステージ)
 http://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu/index.html
 全指定 特別席12000円 一等A席9200円 一等B席6100円 二等席2500円
 三等席1500円


 通し狂言 曽我梅菊念力弦 そがきょうだいおもいのはりゆみ
 作:四世鶴屋南北 補綴:国立劇場文芸課

 菊五郎 :大工六三郎、新藤徳次郎
 團蔵  : 梶野長兵衛
 信二郎 : 山姥の権九郎

 菊之助 :稲野谷娘おその、稲野谷娘おはん
 芝雀  :六三郎女房おきぬ、大磯の虎

 亀蔵  :堤幸左衛門、梶原平三景時
 権十郎 :片岡幸之進、近江小藤太成家
 彦三郎 :福島屋清兵衛
 由次郎 :家主九兵衛
 桂三  :船越十右衛門
 松也  :石部屋倅才次郎、化粧坂の少将

 富十郎 :工藤左衛門祐経、千葉之介常胤
 田之助 :稲野谷後家おかや
 松緑  :曽我五郎時致
 亀寿  :八幡三郎行氏
 亀三郎 :工藤犬坊丸祐友
 尾上右近 :源実朝
 萬次郎 :小林妹舞鶴

 2006/1/4(水)晴 12:00-4:20?PM(内訳下記) 2階下手 客席8割(1200?人)
 客層:中高年中心、女性9割。
 客入れ:ぱらぱらと空席。獅子舞とかイベントはもう初日だけなんね。ロビーで
 小田原物産市開催中。物販。筋書800円 台本800円 資料集1100円。

 鶴屋南北作、168年ぶりの復活とか。都合で「長兵衛内の場」までの観劇。
 舞台。材木をおいた普請場。八幡宮境内。両国の見世物小屋。深川の銭湯。
 貧乏長屋。

 お話。曽我兄弟の仇討ち話に、心中もの2編を絡ませた複雑な物語。曽我五郎は
 父の仇・工藤祐経と対面も、諫められ、再会を約束して別れる。一方、主家重宝の
 短剣紛失で没落した稲野谷家の姉妹は、運命に翻弄される。姉おそのは、難儀から
 救ってくれた大工六三郎と情交。妹おはんは悪の盗賊・新藤徳次郎と馴れ初めるが、
 実は彼こそ父の仇。おはんは仇を見事討ち、短剣は六三郎からおそのへと、種々の
 犠牲を伴って戻るのだった。

 どうなるかわからない、殺しがなければもうシチュエーションコメディ?。重厚な
 対面以外は世話物づくし、ぽんぽんとテンポよく展開。予習していないと、話に
 ついていけないほど。菊五郎二役。大工の六三郎の颯爽として、ちょっと悪な風情が
 ○。

 序幕  第一場 鎌倉雪の下年越の場
     第二場 鎌倉鶴ヶ岡八幡宮境内の場
 二幕目 第一場 石部屋見世先の場
     第二場 同 塀外の場
 12:00-13:16
 休憩30分

 三幕      鴫立沢対面の場  
 13:46-14:09
 休憩10分

 四幕目     深川仲町洗湯の場
 五幕目 第一場 両国広小路の場
     第二場 松坂町長兵衛内の場
 14:19-15:24(以下都合により未見)
 休憩15分

 六幕目     大工町六三郎内の場
 大詰      万年橋初午祭の場
 15:40-16:20


 

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