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＠大阪なんば 大阪松竹座(2006/1/2-26 25ステージ)
http://www.shochiku.co.jp/play/shochikuza/gekijyo/
全指定 一等席15750円 二等席8400円 三等席4200円
昼の部
一．源平布引滝 義賢最期 げんぺいぬのびきのたき よしかたさいご
愛之助 ：木曽先生義賢
段冶郎 ：多田蔵人行綱
笑三郎 ：葵御前
春猿 ：待宵姫
薪車 ：進野次郎
猿弥 ：矢走兵内
孝太郎 ：九郎助娘小万
二．花街模様薊色縫 十六夜清心 さともようあざみのいろぬい いざよいせいしん
仁左衛門：清心
玉三郎 ：十六夜
孝太郎 ：恋塚求女
笑三郎 ：お藤
薪車 ：船頭三次
寿猿 ：道心者西心
猿弥 ：下男杢助 実は寺沢塔十郎
弥十郎 ：白蓮
2006/1/14(土)雨 11:00-3:11PM(内訳下記)3階下手 客席９?割（900人）
客層：20歳代と中年女性中心。大方、仁左衛門ファン？。お友達連れ多し。
客入れ：当日券の売切表示はなし。幕見は未確認。3階はやや風寒し。
物販。番付1800円。ポスター2種3000円。役者色紙はなし。
仁左衛門＋玉三郎が売り、当たり狂言を揃えての当月大阪松竹座。
・義賢最期
時代浄瑠璃「源平布引滝」二段目。義賢を愛之助初役。
舞台。白木の座敷、松を描いた引き戸、上手松の盆栽、手水鉢。
お話。義朝弟・義賢は心ならず兄を裏切り平家方、今は病を理由に引きこもり。
本意は源氏再興、それ故に潜入した源氏の武士に秘めた願いを託し。しかし、来訪の
清盛使者を討ち損じて、南無三宝。潜入武士夫婦に後を頼み、盾をなって壮絶な死を
遂げるのだった。
熱い舞台。さあ起きましょうと、開口一番疾風怒濤。仁左衛門！？と見まごうばかり
の愛之助。深みのある口調、切れのいい動き、加えて切れば血が出る内情表現 は
直伝！？ならでは。後半は気迫の殺陣、なんでそんな派手危険なことをするの？な
「戸板倒し」「仏倒れ」には、場内やんやの拍手。倒した障子は自分で撤収する
律儀な追手(兼黒子)に、くすり笑い。段冶郎は余裕で絡み、若手中心で舞台に勢いを
与え、隣で死なれるとちょっと引くかも〜な熱演ぶり。
・十六夜清心
河竹黙阿弥作。仁左衛門＋玉三郎では関西初とか。
舞台。月夜の川岸、屋敷の裏と表座敷。
お話。行き場のない遊女と出家の心中立て。し損じて、遊女は旦那に囲われ、出家は
弾みの犯罪から悪に目覚め。やがて、ばくれん女に意趣を変えた遊女と元出家は
再会、意気投合。二人して、旦那の家へ強請に行くのだが。
黒い玉三郎の面白魅力。前半、すっと色香をまとってムーディ。仁左衛門とのアナ
ザーワールドに陶然。後半、油断すると小股をすくわれそうな、はすっぱぶり。
下卑ても汚れず、少年のよにすっぱり小気味よく、色香は愛嬌に転じて、いい感じ。
仁左衛門、気安い口調も凄みをのぞかせて、ぞくぞくさせられ。
一幕見 昼の部 一、源平引滝 11：00-12：24 1400円 幕間30分 二、十六夜清心 序幕 12：54-14：07 1500円 幕間5分 二幕目 14：12-14：33 1400円 幕間5分 大詰 14：38-15：11 夜の部 一、神霊矢口渡 16：00-17：10 1400円 幕間30分 二、假名手本忠臣蔵 道行旅路花聟 17：40-18：15 800円 幕間15分 五段目六段目 18：30-20：10 2100円 幕間10分 三、春調娘七種 20：20-20：40 参考 夜の部 一．神霊矢口渡 しんれいやぐちのわたし 孝太郎：お舟 猿弥 ：六蔵 薪車 ：新田義峯 春猿 ：傾城うてな 弥十郎：頓兵衛 二．仮名手本忠臣蔵 かなでほんちゅうしんぐら 浄瑠璃 道行旅路の花聟 落人 五段目 山崎街道濡合羽の場、同二つ玉の場 六段目 与市兵衛内勘平腹切の場 仁左衛門：早野勘平 玉三郎 ：おかる 猿弥 ：鷺坂伴内 愛之助 ：斧定九郎 段冶郎 ：千崎弥五郎 笑三郎 ：一文字屋お才 寿猿 ：与市兵衛 竹三郎 ：女房おかや 弥十郎 ：不破数右衛門 三．春調娘七種 はるのしらべむすめななくさ 猿弥 ：曽我五郎 段冶郎 ：曽我十郎 春猿 ：静御前
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