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＠東銀座 歌舞伎座(2007/4/2-26 25ステージ)
http://www.kabuki-za.co.jp/
一等席16000円 二等席12000円 三階A席5000円 三階B席3000円
一階桟敷席18000円
夜の部
一．源平布引滝 実盛物語 さねもりものがたり
仁左衛門 ：斎藤実盛
魁春 ：葵御前
彌十郎 ：瀬尾十郎
千之助 ：太郎吉
猿弥、宗之助 ：郎党
亀蔵 ：九郎助
家橘 ：小よし
秀太郎 ：小万
二．二代目中村錦之助襲名披露 口上 こうじょう
信二郎改め錦之助、雀右衛門ほか
三．双蝶々曲輪日記 角力場 すもうば
信二郎 改め錦之助 ：放駒長吉、山崎屋与五郎
福助 ：藤屋吾妻
彌十郎 ：平岡郷左衛門
歌江 ：仲居おたけ
隼人 ：角力弟子閂
獅童 ：三原有右衛門
東蔵 ：茶屋亭主金平
富十郎 ：濡髪長五郎
四．新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎 さかなやそうごろう
勘三郎 ：魚屋宗五郎
時蔵 ：女房おはま
勘太郎 ：小奴三吉
七之助 ：召使おなぎ
錦吾 ：父太兵衛
信二郎 改め錦之助 ：磯部主計之助
我當 ：浦戸十左衛門
2007/4/14(土)晴 4:30-9:17PM(内訳下記)3階前方下手 客席満員(1950人)
客層：男性客が昼より多め印象。女性7，8割。
客入れ：会場は4:10PM。幕見席は口上から立ち見の様子。ほか、昼の部と同様。
・実盛物語
舞台。湖岸？の茅葺き屋。
お話。無念の源氏武者・木曽義賢の妻を匿う家に、懐妊見聞がため平家方の実盛らが
やってくる。一計を案じたその屋の夫婦は偶然拾った身代わりの片腕を差しだし。
奇々怪々なことも、実盛に心当たりあり。女武者な夫婦の娘を腕を切り落としたのは
ほかならぬ彼なのだ。平家に与しながらも源氏に愛着をよせる、実盛の大人物ぶりが
随所にあふれ。
知情意のバランスよい実盛・仁左衛門。清々しいねこ。子役・亀蔵が奮闘。
・口上
富十郎 弟子入りしてきた10年前の初心に帰って
雀右衛門 (自分は）錦之助とは少しだけ年が違いますが。(錦之助は）可愛がられて
きた
仁左衛門 先代は映画界へいったあと、幡随院長兵衛で共演した
秀太郎 先代には子役時代可愛がられた 歌舞伎を愛していた
福助 錦之助とは幼なじみ。猿之助ヨーロッパ公演で同室、ここではいえないことも。
本人は努力家。襲名をお母上が何よりお喜びと思う。
門之助 同年齢、20年同じ釜の飯食べてきた。先代とは巡業で。
東蔵 親しくしている。ほんわかと嫌みのない信次郎
魁春 歌右衛門の同じ舞台で 今から想像できない、活発な少年
我當 幼くして尊父を亡くされた 襲名が喜ばしい
梅玉 子役時代はしんちゃん、腕白。いまは爽やかな青年に。東蔵もいいお兄さん。
芝翫 先代とは昭和十一年歌右衛門100年祭で、三代目時蔵の子息とも3人で共演
吉右衛門 先代は吉右衛門劇団で一緒。自分と同じ二代目で復活、初代は大きいが
歌六 生まれたときから可愛がられて 萬屋一門もごひいきに
歌昇 (門きり）
だれだっけ 相撲場で同じ舞台に 種太郎（失念） 隼人（息子さん）
七之助（門きり）
勘三郎 申し上げることはない よい意味で緊張していると思う 襲名は精神、
肉体に堪える 勉強して花も実もある役者に
時蔵 父代わりの叔父・錦之助 襲名は恩返し
錦之助 代々を継ぐ指名を
・角力場
舞台。隅田川河畔。よしず張りの小屋、隣に茶屋、床机。
お話。若旦那の恋人に身請けを仕掛ける旦那にあきらめてもらおうと、わざと試合に
負けた大関濡髪。それを知らない若旦那は不平不満、対戦相手は憤慨しごく。
好青年ぞろい。富十郎もきびきびと心地よし。襲名にちなんで、楽屋見舞いなどねた
折り込み。
・魚屋宗五郎
舞台。畳も真新しい町家。旗本屋敷の玄関と庭先。
お話。酒癖が悪い宗五郎。屋敷奉公先で手打ちにあった妹のえん罪を知り、怒り
心頭。誓いをやぶり飲酒、大寅となり、屋敷に怒鳴り込みに。どうなるのでしょう。
勘三郎の芸の細かい、達者な芝居で沸く客席。中村座ならではのアンサンブルの
良さ。さらっと後味のよい、お殿様役で錦之助、ちょこ出。
昼の部 幕見 當年祝春駒 11:00-11:16 1000円 幕間15分 頼朝の死 11:31-13:00 幕間30分 男女道成寺 13:30-14:24 1000円 幕間20分 菊畑 14:44-16:01 1000円 夜の部 幕見 実盛物語 16:30-17:50 1300円 幕間11分 口上 18:01-18:27 幕間30分 角力場 18:57-19:53 800円 幕間7分 魚屋宗五郎 20:00-21:17