＠下北沢 駅前劇場(2007/12/28-2008/1/8 12ステージ)
http://www.honda-geki.com/ekimae.html
全指定 前売3000円 当日3300円 年内の公演は早期観劇割引あり 前売のみ2500円
4日15時30分は昼ギャザ
＠大阪 in→dependent tdeatre 2nd 12/13-18 8ステージ
脚本・演出 :青木秀樹
音響効果：笠木健司 照明：床田光世 美術：ステファニー（劇光族）
舞台監督：塚本修 演出監督：北川大輔 小道具：中島香奈子（野鳩）
美粧：増田加奈 宣伝美術：藤永純一郎 野間口幸子 宣伝写真：安藤青太
制作：塩田友克 安井和恵 野崎恵 プロデューサー：遠山浩司
企画・製作：office crome
出演 :
森下亮 ：高田獏(殺人犯)
金沢涼恵 ：ももみ（事件の生き残り）
板倉チヒロ ：菊池幸三郎（殺し屋）
奥田ワレタ ：ドレミ（菊池の助手）
板橋薔薇之介：稲村武者雄（被害者の兄）
久保貫太郎 ：ガナリ（被害者の兄）
渡邉とかげ ：ままよ（殺された稲村の妹）
葛木英［メタリック農家]：カカト（殺されたガナリの妹）
2007/12/30(日)晴 7:35-9:06PM(1'30)前方中央 客席8割(90人)
客層：20-30歳代中心、女性過半数。おしゃれ目の子多し。
客入れ：全椅子席、千鳥じゃないけど、見がたいことなし。中ほどに通路があるので
入場便利。 アンケートはボードと鉛筆付。折り込みチラシ結構。パンフ A4
3ページ オールカラー。長い挨拶、顔写真とコメント付役者紹介、予定掲載。
次回公演。7-8月「ピョ〜ンが聴こえる(仮）」＠THEATER/TOPS ほか大阪浜松。
11月東京、兵庫。活動紹介とポスターとなる小冊子付。 物販。ポスター300円
Ｔシャツ2500円 DVDなど。 カーテンコール1回1分。
木村美月、チラシ写真・重実百合が休演しての最新作。
舞台。メタリックでサイバー、いわゆる秘密基地然。目立つ両脇の鍵穴形開口、内外
も銀色。外に黒い放熱フィンな突起大小がついたとびら。これらハの字の中央に
やはり放熱フィンな扉。中央に銀幕で蔽った椅子で囲んだ円卓。
お話。家族を殺した犯人が死刑判決直後、昏睡。刑の執行できないのを憤った家族は
殺し屋を雇い、拉致、私刑に及ぼうとするが果たせない。夢に介入し目覚めさせるが
なんと記憶喪失。それはないぜ。家族達の恨み恨み、出口なし。
とち狂った風で鋭いブラックな切り口、シリアステーマを重苦しくなく語る妙技。
面白くも、手応えがっつりとあって、感心しちゃうねこ。美術、服装、あと選曲
すべてにこだわりとセンスが活き。犯人と殺し屋はポップ、被害者はシックとか。
役者は美しいかプリティ、中途半端おらず。客演の女王・葛木様は目は小さいが
演技はダイナマイツ。キテレツにポップに弾け、笑いどころ満載だけど、芯は
シリアステーマを捉えてぶれることなし。加害者と被害者の心情を共にごまかさず
妥協なく描き。もう、清新の気を感じて心地よし。リピータが出るのさもあり。
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