＠下北沢 駅前劇場(2008/1/30-2/4 9ステージ)
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全指定 前売3200円 当日3500円
作・演出：野坂実 音楽：北原慎治 照明：黒尾芳昭 美術：袴田長武（鴉屋）
音響：平井隆史（末広寿司） 衣裳・メイク：中西瑞美 舞台監督：大友圭一郞
演出助手：岸宗太郎、鳥養友美 宣伝美術：宝田朝
制作：大谷美有希 プロデューサー：樺澤良 企画・製作：クロカミショウネン18
出演：
吉川アダム：馬場晶
加藤裕 ：雨宮光則（「さくら座」座長）
米田弥央 ：栗田美佐（「さくら座」座員 臨月） ＊[カムカムミニキーナ]
太田鷹史 ：川村慎治（「さくら座」座員 アニオタ） [スターダス・21]
岡田梨那 ：藤聖子 （「さくら座」座員）
渡辺裕也 ：栗田優治（劇団「明日をつかめ」劇団員 光則友人）
久米靖馬 ：明智大五郎（劇団「明日をつかめ」演出）
日ヶ久保香：日立圭子（保育士）
有馬光貴 ：日立誠 （圭子の父）
佐藤正和 ：飯島秀樹 （晶の会社社長） [ブラボーカンパニー]：
ワダ・タワー：田中健一（父母会会長）
古賀亜矢子：田中静江 （健一の妻）
松岡努 ：岡本良彦（桃園保育園園長）
2008/1/30(水)晴 7:36-9:29PM(1'52)前方下手 客席ほぼ満員(100？人)
客層：20-30歳代中心、サラリーマンちらほら。女性過半数。
客入れ：全指定席ゆるひな壇に9列。Ｃ列後方に通路。折り込みチラシそれなり。
パンフ B5 3ページ。ドアコメディの人気作「ラン・フォー・ユア・ワイフ」への
オマージュうんうんと挨拶。配役、スタッフ、予定。次回公演 9月駅前劇場、
OFFOFFシアター同時上演公演。物販。過去公演DVD。 カーテンコール1回1分。
初見。2002年旗揚げ、コメディ得意の劇団とか。秋には2劇場同時公演と意欲的。
舞台。円弧を描く壁に、3色のドアが×4＝12個並び。中央の電話機は2色塗り分けで
2部屋兼用。上手冷蔵庫、下手スタイリッシュなソファとブラインド窓は固有。
お話。新進の着ぐるみ劇団、保育園での公演直前に役者と衣装未着とか大トラブル。
座長は素人の恋人まで助っ人に呼ぶ始末。てんてこ舞いの処、座長に浮気相手から
緊急呼び出し電話。また、彼が知らぬ処で、恋人の女性も浮気相手とすったもんだ
勃発。互いに相手に知られぬよう、嘘を重ねてその場しのぎ。それはさておいて、
公演は無事やり通せるのでしょうか。
シチュエーションコメディ(ドアコメディ）いじり倒し。伏線とキャラ設定だけ
頭に留めればＯＫのお約束ドタバタ。嘘に嘘を重ね、勘違いが勘違いを生んで、
行方しれず。その綱渡り芸者ぶりが楽しいねこ。劇中劇のデタラメぶりもおいしい
オマケ。性急で説明不足、たまに伏線強引すぎ、サービス過剰とか、難はあるけど、
なかなか。役者は容姿、声、演技ともくっきりとメリハリある人が多く○。
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