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＠神楽坂 セッションハウス(2008/3/22-23 2ステージ)
http://www.session-house.net/
全自由 前売4000円 当日4500円 学生2500円
ダンス：黒沢美香 音楽：野口実 衣裳・美術：のぎすみこ
照明：アイカワマサアキ 舞台監督：伊達麻衣子 (セッションハウス)
振付・ディレクション協力：首くくり栲象タクゾウ
制作：平岡久美 (Dance in Deed!) 宣伝美術：菊地哲男 イラスト：のぎすみこ
主催：薔薇ノ人クラブ 共催：セッションハウス
助成：東京都歴史文化財団 平成19年度創造活動支援事業
2008/3/23(日)曇 3:05-4:18PM(1'12)正面最前方 客席超満員(140？人)
客層：ダンサー、関係者、コアなダンスファン〜お友達と子供まで。女性過半数。
客入れ：先着順入場。かもねぎショットの高見さんが誘導。開場時40人ほど。
正面・桟敷と椅子8列、サイド椅子3列、舞台脇・桟敷と椅子。首くくり栲象氏が
見切れ有無をアドバイスしながら場内整理。結局立ち見数人。折り込みチラシ若干
パンフ B5 3ページ。91年代の寄稿文、プロフィール。 カーテンコール1回1分。
2ステージ、早々に完売の人気公演。客席にダンス関係者多数。
舞台。素舞台。下手に衣装掛け、小さな七色の回転塔付き。客席頭上に調光室へ
向かうはしごが掛けられ。
構成。真っ白の宇宙人めき扮装、まつげ、唇はピンク。ハリネズミなコスプレを
つけたりしながらも抑制し、繰り返すミニマルな動き。鏡や壁に対し、探るような
振りをしたり。
意表を突く有り様、微妙にずれる音楽とのコラボ。今回もくすぐられるように刺激的
なダンス。動きを最小限、ゆったりとまるで水のように動き。ゆったりと変化する
ノイズ音楽に乗っているようで、ずれている不思議感あり。執着しているようで、
あっさりと切り替える振付展開が動物的で面白いねこ。
構成覚書
・上下白のタイツスーツ？、耳まで白塗、まつげと口紅ピンクの宇宙人扮装。微細に
変化する静かなノイズ音楽が連綿。後ろ歩き、両手や首を振る。足を上げ、手を屈曲
回転、手足上げ下ろし。
・腰をぱしんと叩き、コスプレ衣装装着。銀のハリネズミなチュチュ、ロン毛カツラ、
毛？がついた甲当て。探るように歩行。伏して腰を上下。転がる、横臥する。仰け
反り。四つんばい。
・カツラをとる。中腰でハリネズミを床につき、脱ぐ。後ろ手で静止後、撤収。
ブーン、コトコト音が客席側スピーカから流れ。
・ゆったり袖から登場。頭に平安貴族男子な冠が起立。足を引いては上げる。腰を低く
、手を屈曲、そろそろと動く。ぴくっと起立、すっと伸びる。ちょこちょこ歩き、
静止。ボクサーぶりで後ろ歩き、周回、上を仰ぐ。
・金色の二重の輪がついたチュチュ装着。下手壁の鏡に額をつけ。正面の壁円弧部分に
向かい、なぞるように貼り付き動く。ぎゅーぎゅーと押し当てるように。隅の角に
嵌ったの体でじたばた。音楽はチベット僧の詠唱みたいなオワーンオワーン音。足を
あげて、さらに貼り付く。あっさりと離れる。また付いて離れる。
・電子音高め。頭のフードをとると、ピンクメッシュの髪。暗がりで大きく、なんか
人形ぶりにカクカクと動く。踏みならす、麻痺、手を上に上げて横に回す。
・客先上のはしごにむかう。大きく音をあげて、踏み台に足を下ろす。プイッと後退。
野口さんの元へ向かう。下手に鏡をみながら、パンツをつまんでははじく。身を
よじる、構える。動きを加速。
・前を向く、両手を水平に上げて動く、回転。甲当てを取る。はしごにスポットライト
そわそわする。首、手足を小刻みに動かす、はしごを見上げ、揺れるラダーを四つん
ばいで昇り、2階へと消える。 ずーんずーん、時折チャチャと電子音。
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