[前頁] [ホーム] [一覧] [次頁]

 KENTARO!! 「彼方から世界で1つ…」

 @吉祥寺 吉祥寺シアター(2008/7/25-27 3ステージ)
 http://www.musashino-culture.or.jp/k_theatre/
 全自由 前売2800円 学生2500円
  @福岡 ぽんプラザホール 8/22-23 3ステージ
  @広島 アステールプラザ 8/29-30 2ステージ

 振付・演出・出演:KENTARO!!
 舞台監督:田中翼 照明:吉田一統(LIGHT SHIP) 音響:牛川紀政
 映像:岩井陽祐(東京ELECTROCK STAIRS) 映像op:井上ひろみ
 宣伝美術:黒川陽祐(東京ELECTROCK STAIRS) 衣装協力:佐藤麻由(plusquehabi)
 プロデュース:菊丸喜美子 制作:上原聰子、川ア陽子
 主催:KENTAROCKERS 株式会社CAN 助成:アサヒビール芸術文化財団
 公式HP http://www.kentarock.com/

 2008/7/25(金)曇・猛暑 7:40-8:36PM(51) 中段中央 客席ほぼ満員(190人)
 客層:ダンス好きのジョシ中心に女性8割。関係者な中年男性ちらほら。
 客入れ:整理券なし、並んだ順10数人で開場。ゆったり埋まる客席はいつもの急ひな
 壇で見晴らし良好。ほぼ全域を使うのと、照明とのコラボがよくわかるので中段以降
 ○。折り込みチラシそれなり。パンフ A5 3ページ。挨拶、スタッフ、予定。
 次回公演。8/10 DANCE NEO@東京キネマ倶楽部参加。10,11月 踊りに行くぜ!!
 @珠洲、茅野 12/25-27東京ELECTROCK STAIRS旗揚げ@吉祥寺シアター
 物販。Tシャツ2000円 客入れ時音楽CD1000円。カーテンコール2回5分。あらためて
 初めましてダンス付き。

  初見。HIPHOPダンスを経てコンテンポラリー、トヨタコレオグラフィーアワードで
 オーディエンス賞受賞。

 舞台。道具、調度なしの素舞台。
 構成。素のように、とぼとぼと歩き。リズムが入り、一転弾け、また揺れるように。
 ・ビデオ アーティストらと公演企画会議。自転カメラでぐるぐる撮影。突然地震。
 ・手を挙げてクラップのよう、リズムに乗りショーアップの体。ムービングライトの
  照明も散開して踊るように演出。暗転。横からの光に風のように押され、流されて
  は弾み。ギター入り、後ろ足を交差させながらステップ。後ろ手、野球の投球フォ
  ームを繰り返し、力は要り。
 ・ジェットストリームテーマ♪。ケンタロー連呼〜ロンリー…、言葉遊びと、くる
  くると音楽を変えながら、グルーブ感増し。
 ・ピアノ曲で夕暮れ色。溶暗。黄昏色の中立ち、胸に手を当てる、揺れる。とぼとぼ
  と歩き、回転。後ろで、胸に手、ずっと佇む。
 ・ミスチルだっけ?ポップに音楽。暗転を繰り返し、照明を替えながら、種々。
 ・ビデオ。企画会議の4人(3人はダンサーではないとクレジット)、ガード下で踊る
  「美○しんぼ」のコマ、吹き出しがなんでも「エレベト」に変換されて笑いと
  リズム。
 ・矩形のスポット点在。くねる、寝る。ドビッシー。クラシカルなピアノ〜ポップ
  アレンジ。しだいにドライブ感を増してダンス。中腰で手を前にして振る、身体を
  ゆらす。崩れそうにして立つ。夕暮れにゆれ動く。一面のブルーに途方に暮れる。
 ・アンコール。ポップにクラップもらいながら、小降り手振り回転。

 人柄良さげに愛されるダンスぶり。心のままに柔軟に、弾むリズムに軽やかに。身体
 能力高く、高じてのグルーブ感○。良く動く照明、小気味よく変わる選曲とも楽しい
 ところ。中盤多くは、ほろ苦きはキャラメル味と夕暮れにぽつりと佇み、言葉になら
 ない自分語り。しみじみ沁みる風情も、沈黙の冗漫さにはちと睡魔…、申し訳ない
 夏バテねこ。
 

[月間一覧