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 新橋演舞場 新秋九月大歌舞伎 夜「加賀見山旧錦絵/色彩間苅豆」

 @東銀座 新橋演舞場(2008/9/1-25 25ステージ)
 http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/index.html
 一等席14700円 二等席10500円 三階A席4200円 三階B席2520円 桟敷席15750円

 夜の部
 一.加賀見山旧錦絵 かがみやまこきょうのにしきえ
 序 幕 営中試合の場
 二幕目 奥殿草履打の場
 三幕目 長局尾上部屋の場
     塀外烏啼の場
     元の長局尾上部屋の場
 大詰め 奥庭仕返しの場

 時蔵 :中老尾上
 亀治郎:召使お初
 松也 :庵崎求女
 巳之助:奴伊達平
 萬太郎:牛島主税
 梅枝 :息女大姫
 團蔵 :剣沢弾正
 海老蔵:局岩藤

 二.色彩間苅豆 いろもようちょっとかりまめ かさね
 亀治郎:かさね
 海老蔵:与右衛門

 2008/9/1(月)曇 4:30-9:28PM(内訳下記)2階上手前方 客席7割(1100?人)
 客層:昼と変わらず、大人な客席。
 客入れ:やはり当日券3階席は売り切れ、後方に空席が多いのも同様。上演時間が
 長めなのでトイレ注意。場内掲示の時間より10分以上押したのは、転換のため、
 芝居がたっぷりのため?。

 美形女形・時蔵に、私が思う歌舞伎バンバンな海老蔵、亀治郎で人気の当月演舞場
 夜。

・加賀見山旧錦絵
 舞台。奥座敷とか。
 お話。中老・尾上は、局・岩藤の罠に嵌り命を落とす。黙ってらんねえ、尾上の召使
 い・お初が仇を討つ。

 蛇とマングースじゃなくて兎対決。でもただで負けてない、美兎・時蔵。堪え忍ぶ姿
 がまた美しい。大事なものは内にあるという存在感、弱くもこそ強くある心の表れを
 みた気持ちねこ。海老蔵・岩藤は毒婦ならぬ毒蛇演技。小馬鹿にしたような軽口口調
 から一転、妖しさ露呈する演技にお客さん大喜び。亀治郎・お初は、男前・青春の
 暴走の体。応援したくなっちゃう一途さ○。

・色彩間苅豆
 舞台。川堤。
 お話。非道の色悪・浪人の与右衛門、女の怨念きわまる・腰元かさね。残酷ラブロマ
 ンス。

 切れのいい刃物、それも両刃の危うさをもってバトルする2人。うーん、スリリング
 きれいな清元の乗る、汚れた2人の取り合わせもぐっとくるねこ。

 加賀見山旧錦絵 序幕     16:30-17:13
                幕間7分
 加賀見山旧錦絵 二幕目    17:20-17:55
                幕間31分
 加賀見山旧錦絵 三幕目大詰め 18:26-20:10
                幕間27分
 色彩間苅豆          20:37-21:28

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