[ホーム]（ 個別ページができ次第、そちらにリンクします。）
＠東銀座 歌舞伎座(2009/7/3-27 25ステージ)
http://www.kabuki-za.co.jp/
全指定 1等席16000円 2等席12000円 3階Ａ席4200円 3階Ｂ席2500円
1階桟敷席18000円
昼の部
一、五重塔（ごじゅうのとう）
原作：幸田露伴 脚本：宇野信夫 演出：石川耕士 美術：中嶋正留
照明：沖田智成
勘太郎 ：大工十兵衛
春猿 ：お浪
吉弥 ：お吉
寿猿 ：用人為右衛門
巳之助 ：大工清吉
市蔵 ：朗円上人
獅童 ：大工源太
二、海神別荘（かいじんべっそう）
作：泉鏡花 演出：戌井市郎、坂東玉三郎 美術：天野喜孝 美術：中嶋正留
照明：沖田智成
玉三郎 ：美女
門之助 ：博士
笑三郎 ：女房
猿弥 ：沖の僧都
海老蔵 ：公子
2009/7/19(日)晴 11:00-2:42PM(1'23/休45/1'34)3F東側より 客席超満員(1700人)
客層：老若男女、洋の東西。女性8割、単独客も結構。
客入れ：当日券。2階昼を除いて完売。一幕見席。五重塔・30？人、海神別荘・80?人
連休中日らしい盛況ぶり。休憩まったり、終演後はおやつタイムと良い時間。もう
一本みたいとの声もあるようだけど。物販他、夜の部と同様。海神別荘 カーテン
コール1回。
・五重塔
舞台。家宅、茶屋、五重塔のある境内。
お話。無口で偏屈な大工と、きっぱりと江戸前の兄格な大工。五重塔建立にまつわり
反目と尊敬の念をともに抱き合う２人の始終。
意固地と短気、そんなキャラにお似合いな２人。高じるとますます親父さん似の
勘太郎にほよよねこ。抑制して男前な獅童が魅力。演出もまたタイトで男前で○。
・海神別荘
舞台。太い柱な白いカーテンに金の泡。艶めかしい曲線を描く、海の産物でできた
調度類。
お話。龍王は人間の娘を見初め、海中の城に迎え入れるが、彼女は反目。しかし、
既に人ではなくなった境遇を知り、龍王の気高さにふれて、その愛を受け入れる。
安心して耽美世界にひたるねこ。天野喜孝の絵画を抜け出たような、玉三郎・美女
には、３たびほえー。お坊ちゃまな流麗口調が異次元世界にはまる海老蔵、玉三郎
とも、ダブルファンタジーなり。
[月間一覧］