[ホーム]（ 個別ページができ次第、そちらにリンクします。）
＠新宿御苑前 サンモールスタジオ(2010/1/20-25 10ステージ)
http://www.sun-mallstudio.com/
全自由 前売2000円 当日2300円 平日マチネ割引1800円 リピータ1500円
脚本・演出：友寄総市浪 舞台監督：大地洋一 演出助手：井川雄太(活劇工房)、
富坂友(Aga-risk Entertainment) 音響：岡田悠(One-Space) 音響操作：松木優佳
照明：朝日一真 舞台美術：鳥養友美 制作：松島瑞江(エムキチビート)
宣伝美術：羽尾万里子(Mujina:art) 記録映像：飯田裕幸 スチール：石澤知絵子
アフタートーク 23s 鮒田直也(The Stone Ageブライアント) 24s 山本卓(範宙遊泳)
出演：
加賀美秀明[青春事情] ：シキミ (識見 生徒・栽培マン)
橋本貴和弥 ：ワラビ (蕨生 生徒・うっかり八ベエ)
ラムキ[劇団銀石] ：アララギ(荒羅木 生徒・眼鏡優等生)
伊神忠聡[国道五十八号戦線]：セリザワ(芹沢 生徒・長髪)
岡安慶子[北京蝶々] ：ウツギ (宇津木 生徒)
金丸慎太郎[賛沢な妥協策]：フキヤ (吹屋 先生)
松葉祥子 ：アセビ (馬酔木 先生)
中村裕樹 ：ウルシバラ(漆原 研究員・長髪)
ハマカワフミエ[国道五十八号戦線]：ブスジマ (悪島 研究員)
守山真利恵 ：ヒナゲシ (雛芥子 研究員)
福原冠[国道五十八号戦線]：ミドリスギ(緑杉 製薬会社営業)
2010/1/23(土)曇 2:06-3:44PM(1'38)最前方中央 客席9割？(60？人)
客層：20才代中心、単独客多め、男女半々。
客入れ：ひな壇にパイプ椅子5列、前方が見易いと誘導。まったり埋まる客席。
折り込みチラシ少々。パンフ A5 3ページ。挨拶、配役、スタッフ、予定。
7/23-8/1「滅星ホロボシ」＠サンモールスタジオ。 物販。DVD？。
カーテンコール1回。
初見の劇団。明大出身、2005年旗揚げとか。
舞台。学校理科室。左右に木製テーブル、中央に教卓とホワイトボード。出入口
2箇所。
お話。毒性、習慣性なしの素敵な幻覚剤が抽出できる野草・バベルノトウ。こっそり
栽培してた高校生達は理科室に集められ。教師を前にしらを切る、が相手が一枚
上手。一方、薬剤会社ではバベルノトウ研究、若返りの効果が発見され、なんと研究
員が自ら献体(役得)になっているという。先生/主任研究員を始め、同一役者が場を
超えて登場するに訳あり。バベルノトウが見せる、「都合がいい幻覚」作用の顛末
とは。
足下をすくわれるよな、サイコミステリー。なかなか巧く嘘をつくぜと、上出来ぶり
にニヤリねこ。中盤まで、2つの場をもったいつけて行き来、晴れない真相モザイク
に悶悶ねこ。ミステリアスな内容と裏腹に、会話はしれっとギャグめいたり、空かし
たりと苦笑系。マンガなキャラも同様。そこら浮世離れな軽さもドラック絡み、惨禍
隠蔽の真相裏返し故と思えば、そうかなと。先生の女性関係の失敗と、天才男子の
暴走という、キーとなる事件の軽重バランスがサイコな悪夢を案配よくみせて○。
役者。先生・金丸慎太郎、狂言回し健闘。岡安慶子、かっちり。
[月間一覧］