＠池袋 東京芸術劇場 小ホール1(2010/7/15-25 14ステージ)
http://www.geigeki.jp/index.html
全指定 前売3800円 当日4300円 サイドシート（22歳以下）前売当日とも3000円
7/18sご婦人割引 500円キャッシュバック
作・演出：江本純子
舞台監督：森下紀彦 舞台美術：大泉七奈子 照明：伊藤孝（ART CORE）
音響：田上篤志 衣裳：中西瑞美 宣伝美術：two minute warning
宣伝イラスト：篠崎真紀 制作助手：照井恭平、坂田厚子 制作：Little giants
助成：財団法人セゾン文化財団
提携：東京芸術劇場（公益財団法人東京都歴史文化財団） 企画・製作：毛皮族
出演：
澤田育子[拙者ムニエル]：エミ(ユカリを誘う)
津村知与支[モダンスイマーズ]：祐一郎(エミのストーカーぽい人)
馬渕英俚可：ユカリ
初音映莉子：ユカコ（ユカリ会社同僚）
野村恵里 ：ユカ（ユカリ会社同僚？）
ノゾエ征爾[はえぎわ]：アツシ（暗闇探検ツアー ツアコン）
2010/7/17(土)快晴 2:03-3:58PM(1'54)後方下手 客席4割(90人)
客層：前方は野郎ばかり。おじさん多めで男性8割？。
客入れ：最前C列、E列前に通路でスロープに12列。後方5列と両サイドが空席。
幅広使い舞台なので、中段以降でみたほうが○。開演後しばし、着席できない
ので遅刻禁止。 折り込みチラシそれなり。パンフなし（見あたらず）。
物販なし。 開演前にエモジュンより緩すぎるブロークン諸注意あり。
2時間以内にしますとのことで今回達成。 カーテンコール1回1分。
江本純子の実験劇場第三弾。ギャラリーの小空間から会場を一挙拡大。
舞台。安普請のごちゃごちゃした遊び場。中央に大きな万歳ロボット入口。上手に
対面列車座席、恐山な卒塔婆と墓場、後方遊園地。中央にトイレ便座、下手に古代
ローマな廃墟、アスレチック遊具、後方鯨を持つ縄文人の顔出し撮影人型。
お話。暗闇体験ツアーに参加したほとんど女子達（男子1名はぎりストーカー）。
暗闇と不安からいやでも話の糸口。でも正直、お互い仲が悪く、嫌なムード。その上
痴漢やらの企みでろくでもない目に会う。
持ち前の会話の面白さが、せざるを得ない状況で一層。言わなくともいいことを言う、
放談のし甲斐もない。痴漢やら欲望がままならず、陰々滅々。など、後味の悪さが
面白い。物語よかありさま、個々の関係と心情の屈託ぶりをこまめに楽しむねこ。
初音さんのお嬢様勝手なイヤミ語録は、日めくりカレンダーにしたいほど冴え。
馬渕さんの情けなさすぎる自虐ぶりには嘆息。澤田さんが常識的社会人にみえるのが
意外やら、もったいないやら。
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