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＠大阪なんば 大阪松竹座(2010/7/3-27 25ステージ)
http://www.shochiku.co.jp/play/shochikuza/index.html
全指定 １等席15750円 ２等席8400円 ３等席4200円
2010/7/18(日)猛暑 10:59-3:05PM(内訳下記)三階上手 客席9割？(900？人)
客層：20-30才代と中高年女性7，8割。家族連れ結構。
客入れ：綱豊卿以外は幕見席に空きあり。諸注意アナウンスを3人同時に発声、聞き
取れない上に喧しい。物販。番付(パンフ)1500円。舞台写真 500円。
昼の部
一、妹背山婦女庭訓（いもせやまおんなていきん）三笠山御殿
孝太郎：杉酒屋娘お三輪
翫雀 ：豆腐買おむら
段治郎：烏帽子折求女
春猿 ：入鹿妹橘姫
愛之助：漁師鱶七 実は金輪五郎今国
舞台。白木床に南蛮御殿、
お話。酒屋の一人娘お三輪は近所の優男求女を思いつめ、着物の裾に苧巻の白糸を
とめつけ、追っかけ。辿り着いたのは三笠山の御殿。のぞき見ると、自称皇帝の
蘇我入鹿が酒宴中。入鹿の妹橘姫は求女、実は藤原鎌足の弟淡海の妻になるため、
兄を殺す決心。求女にやばい岡惚れ中の田舎娘お三輪は、官女達にいじめられ、
求女と橘姫が祝言をあげたと怒髪天。踏み込むところ漁師男に刺されてしまう。
男は鎌足の臣金輪五郎。お三輪のこり固った「凝着の相」のある生血が入鹿を滅す
調法という。お三輪は喜びつつ息絶えてしまう。
朝からがっつり満腹感。冒頭の段治郎、春猿がこってり夜のお菓子。孝太郎・お三輪
が可憐、悲恋に墜ちる様ともきちんと見せてくれ。
二、大原女（おはらめ）／国入奴（くにいりやっこ）
翫雀 ：大原女、奴
舞台。山頂に紅葉と松。
お話。
構成。頭に炭薪をのせて打ち歩く行商人・大原女と奴さんの風俗。
行商の女はむっちりふくよか。もっさりも 小気味よい振りと小刻みにいれて踊り。
引き抜いて一転奴姿。もうちょっと、チャチャと引き抜き希望ねこ。
三、元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿（おはまごてんつなとよきょう）
第一幕 御浜御殿松の茶屋
第二幕御浜御殿綱豊卿御座の間 同入側お廊下 同元の御座の間 同能舞台の背面
仁左衛門：徳川綱豊卿
染五郎 ：富森助右衛門
笑三郎 ：御祐筆江島
竹三郎 ：上臈浦尾
孝太郎 ：中臈お喜世
左團次 ：新井勘解由
舞台。庭園あずまや、屋敷内外。
お話。忠臣蔵スピンオフ、真山青果らしいがっつり会話バトル。仇討ちのあるべき形
を巡り、赤穂浪士・助右衛門と綱豊は激論を交わす。
染五郎・富森助右衛門の若い矜持、逸る情熱とも真っ直で清々しい。染五郎に巻き込
まれたか、グルーブ感を増して魅せ。綱豊卿・仁左衛門。隅々まで思い行き渡った
演技がいつもながら素敵。
昼の部 幕見席(12席)料金
妹背山婦女庭訓 10:59-12:16 1500円
幕間29分
大原女／国入奴 12:45-1:08 700円
幕間19分
御浜御殿綱豊卿 1:27-3:05 2000円
夜の部 幕見席(12席)料金
双蝶々曲輪日記 2400円
井筒屋 米屋 難波裏 3:59-5:17
幕間13分
双蝶々曲輪日記 引窓 5:30-6:41
幕間30分
弥栄芝居賑 7:11-7:35 600円
幕間15分
竜馬がゆく 風雲篇 7:50-9:00 1500円
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