＠日暮里 d-倉庫(2010/9/28-29 4ステージ)
http://www.geocities.jp/kagurara2000/index_d.html
全自由(整理番号付き)前売4000円 当日4500円 学生券前売2500円 当日3000円
ダンス：黒沢美香、高野尚美 照明：アイカワマサアキ Public Acoustic：椎 啓
衣裳：堂本教子 小道具：小林ともえ 演出協力：首くくり栲象
ヤシの木：上原敏幸 制作：平岡久美 宣伝美術・イラスト：菊地哲男
主催：薔薇ノ人クラブ 助成：芸術文化振興基金
2010/9/28(火)曇 7:36-8:48PM(1'11)前方中央 客席9割(75?人)
客層：中年層中心、ダンスファン、関係者、ダンサー、友人知人。女性過半数。
客入れ：ロビー広め、テーブルと椅子完備、ひな壇の見やすい客席といつもながら○
劇場。最前方より、引いて全体が見える後側のセンターが○。折り込みチラシそれ
なり。パンフ B5 3ページ。挨拶、スタッフ、プロフィール、シリーズ上演記録。
物販なし。 カーテンコール1回1分 暫く続くも2回目はなし。
ソロダンスシリーズ、今回は30年来の友人という高野尚美とのデュオ作品。
舞台。手前に双眼鏡を乗せた小箱。壁際に小テーブル。正面奥に劇場の銀色搬入口。
脇の円筒布は後に成長する(吊り上げれて)ヤシの木装置。
出で立ち。襟にリボンの白ブラウス、紺色半ズボン、足下は白のハイソックスと、
ギムナジウムの寄宿生然。白塗りのアイラインはくっきりし過ぎて、逆に老けて
見え。ショートのかつらは白のゴムバンドで固定と、確信犯に不自然に装い。
構成。少年1役を2人で演じる。手前の小箱から手紙ら種々を取り出すシークエンスを
繰り返し。もじもじしながらと便りが来るのを待っている前段と、種々、手紙、
タマゴらが到着したものを大事とはしゃぐ後段。それぞれ、まるで儀式のように、
組み体操めいた大仰な振りを交えて展開していく。繰り返す間にヤシの木は成長して
時は流れ、最後は搬出口から駐車場な南国へでていく。 詳細は下記。
強烈なデュオ。不思議楽しく面白く、堪らなく愛おしい2人に花束をあげたいねこ。
1役2人で演じるデュオ、刻むように坦々とステップ、手振りでのユニゾンと、
乱れを現すのかソロを連綿。精緻も自由な余地を残して、振りをなぞるだけはなし。
匂い立つような個性をともに出しあいながら、協調するさまはまあ凄くて、とても
楽しいねこ。「やっちまった」やかけ声、手紙の読み上げらの発話、小芝居を交えた
演出も気が利いていて○。
構成覚え書き
・溶明。ギター､ピアノに、すゞやかなヴォーカルのボサノバ？。小柄な白塗少年2人
が現れ、列んで正座。解いて、ポーズ。床に手を延べ、四つん這い。横に立って
崩れ。
・無音。交代でフラダンスの仕草､ステップ。ロールして歩行。黒沢さんが先行、
高野さんが追従して繰り返し。
・対になってポーズ、組んで、「やっちまった」と黒沢さん。歩行、その場で上下動。
ステップら振りのトレース。。
・正面奥から前後になって、くっついて歩行。小箱からメールを取り出し。びっくり
したようなポーズ。はしゃぎながらテーブルを置いて、高野さんが読み上げ。黒沢
さんは横臥、また布を使って床ダンス。高野さんはバナナを褒めたり、コマまわり
でロール。
・波音、バリハイ♪。そろりと歩行。微動して四つん這い。縦横に歩行。早間と
なって。仰け反り、倒れ臥し。
・テーブルをかたづけて、スケート歩き。ボックスを踏むようなユニゾン。
ぴょこぴょことステップ。大きく円周上をまわり。高野さんは時々首をかしげる
ポーズ。
・プログレない曲、コシミハル?。手を取り、前後、馬跳び。小箱をあけると
なにもない？。振り子ぶり、ステップ。高野さんが手を取ると黒沢さん揺らぎ。
高野さんは彫像とそれぞれ。
・バレエに対になり、向かい合って両手を取り合う。背に乗ったり組み体操めき。
黒沢さんが青い水を飲むと、2人で気合いが入ったな振り。箱からフリフリを出す。
2人の手が繋がった体で伸縮性の布をつけ合う。引き合って廻り、なわとびなど。
・やあやあと威勢のいい曲。組み体操。四つん這いの高野さんの背中に黒沢さんが
乗ってポーズ。小箱をあけるとタマゴ。高野さんがもって後方、黒沢さん周回。
テーブルを置いて、手紙の返信を書く。待っている間に身長が190cmになった、
身体がひかるようになったとか、奇想天外。なこと。
・ギター入って、ロック。対でリズミカルにユニゾン。ステップ、周回。揺れる、
フル、ステップ。ヤシの木装置が伸びて、天辺に葉が開く。見上げて、幹に手紙を
留める。廻りで踊る。壁にはりつく。部屋に戻るなマイム。小箱とメールをいれた
箱をそれぞれもつ。
・オーバー ザ レインボー♪。一歩づつステップして搬入口へ並んで向かい。ドアの
外から野外駐車場へ出る。ヤシに留められたメールに明かりを残しながら溶暗。
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