桜の花吹雪＠太閤桜。
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＠大阪 平成中村座（2010/10/３ー27 ステージ）
全指定 松席（1階平場） 15000円 竹席（1・2階） 15000円
梅席（2階） 12500円 桜席（2階） 11000円 お大尽席（2階） 36000円
立見席3000円
夜の部
一、平家女護島 俊寛（しゅんかん）
作： 近松門左衛門
勘三郎：俊寛僧都
勘太郎：丹左衛門尉基康
鶴 松（ダブルキャスト新 悟）：海女千鳥
萬太郎：丹波少将成経
彌十郎：瀬尾太郎兼康
二、太閤桜（たいこうざくら）
作： まつむら光治
扇 雀：北の政所
七之助：淀君
獅 童：明智光秀
勘三郎：猿若
三、弁天娘女男白浪（べんてんむすめめおのしらなみ）浜松屋見世先の場
作： 河竹黙阿弥
稲瀬川勢揃いの場
七之助：弁天小僧菊之助
勘太郎：南郷力丸
萬太郎：赤星十三郎
新 悟（ダブルキャスト 鶴 松）：浜松屋伜宗之助
獅 童：忠信利平
橋之助：日本駄右衛門
2010/10/25（月）雨 4；45-8：29PM（内訳下記） 一階平場前方下手 客席満員（850人）
客層：昼よか女子が増えた印象。女性8、9割。
客入れ：昼と同様。カーテンコール1回3分。獅童が花道に押し出され、投げキス、
大阪最高！コールで場内を沸かせ。
・俊寛
舞台。浜辺と掘っ立て小屋。岩場もみえ。海原を客席にぐるり回し。
お話。平家討伐の陰謀が露見。俊寛ら三人は島流し。都から赦免船で訪れ、三人は
都に帰れることに。妻がすでに斬首されたことを知った俊寛。仲間の島の女房が悲し
む様子を見て、権利を譲り、島に残ることとするが…。
演出に工夫。船が客席をまわり、勘三郎・俊寛は客席へ訴えかける目線を注ぐ間を
置いたり。ラストは笑みを浮かべてるかのようにみえる涅槃の境地。うーみ、すでに
この世にいないの心かしらん。萬太郎・少将がリアル若人、鶴松・千鳥とも初々しくて
思わず笑みねこ。
・太閤桜
中村座のために作られた新作舞踊劇とか。
豊臣秀吉が開いた「醍醐の花見」。秀吉、北の政所、淀君が桜を愛でつ舞う中、
光秀の亡霊登場。最初は怨みごと、やがて心通じて語り合う。
秀吉・橋之助が嵌り、調子よく晴れやかに演じて心地良し。獅童・光秀がキレよく
動いて○。金の茶室はどうじゃと誘いつ、テント開け。桜吹雪の中、リアル大阪城が
現れて、まあ夢のよう。
・弁天娘女男白浪
舞台。呉服屋の店頭。土手。
お話。盗賊団が悪びれず、堂々としたピカレスクもの。強請りを見破られても、肝を
据えてふてぶてしい呉服屋の現場。追いつめられても、華やかな勢揃いの場。
キレよくキレイな七之助・菊之助。美少年不良ぶりが素敵。ちと荒ぶるところが
もひとつだけど、それはそれで魅力的。勘太郎・南郷力丸の馬の合う兄貴ぶりも○。
俊寛 16：45-17:59
幕間25
太閤桜 18：24-18：55
幕間20
弁天娘女男白浪 19：15-20：26
桜の花吹雪＠太閤桜。