＠天王洲アイル 銀河劇場(2010/11/11-23 14ステージ)
http://www.gingeki.jp/index.html
全指定 前売6000円 当日6500円
＠本多劇場 10/6-17 14ステージ
＠北九州 北九州芸術劇場中劇場 10/22-24 4ステージ
＠大阪 シアター・ドラマシティ 10/27-31 6ステージ
＠札幌 かでるホール 11/4-7 5ステージ
＠静岡 静岡市民文化会館中ホール 11/27-28 2ステージ
作・演出；小林賢太郎[ラーメンズ] 音楽：徳澤青弦、NONA REEVES
衣装：伊賀大介 ポスター・フライヤーデザイン：good design company
出演；
久ヶ沢徹 ：壺井貢(隊員 怒りんぼ)
辻本耕志 ：串田益夫(隊員 付和雷同)
小林賢太郎 ：天森平吉(隊員 臆病)
竹井亮介[親族代表]：富山塁(隊長)
嶋村太一[親族代表](声の出演)：本部隊員
2010/11/13(土)晴 7:03-9:24PM(2'19)3階上手 客席ほぼ満員(700人)
客層：20-30歳代女性8､9割。大抵友達つれ、推定家族もちらほら。
客入れ：折り込みチラシそれなり、凝った(淡くて読めない)公演チラシ同梱。
パンフなし。物販。Tシャツ4000円、ポスター1500円、バインダー1000円。パンフは
なし。カーテンコール3回2分。声の出演・嶋村さんのことを紹介。
ラーメンズ小林賢太郎の長尺演劇作品。おなじみのメンバーに親族代表を加え。
舞台。手書きのイラスト地図が布の床と壁一面。小山が左右。上手がテント、下手に
木箱と観測機器。印のようにロケットが後方に置かれ。
お話。開拓で世界を拡げてきた国。文字通りの「壁」に挑む隊員が集められる。
ちょっとダメな彼らだけど、やればできるもんだなといういい話と、ことの真相を
巡る怖い話。
つど甘くおいしいお菓子の詰め合わせ。自由な隊員達の任務から離れた仕業、なに
やってるんですかなサボリぶりが楽しい一幕。しまりがないとか、話が進まないとか
目くじらを立てず、役者に愛情をもってみるのが吉。懸命な大道芸、シュールギャグ
な劇中劇を、キャラ当て書きのコントの合間にして、箸休めファンサービス。
自由が故に不自由、閉塞感ある登場人物の真情ちらほら。個性的なキャラ、パラレル
ワールドの存在ら絶対なき世界を示し、正義もまたひとつではないと警句。重苦しさ
を吹き飛ばす「一撃」で仕舞い。ギャグまみれの一連からみるととってつけた感が
拭えず。ホントはどっちがしたいのかしらん。
役者。身体特徴含めて、判りやすい個性発揮。竹井さんの巻き込まれ型つっこみぶり
が地味に愉快。
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