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＠千林大宮 大阪市立芸術創造館(2010/12/25-26 3ステージ）
http://www.artcomplex.net/art-space/
全自由 前売2300円 当日2800円 学生2000円
作：W・シェイクスピア 脚色・演出・振付：亀井伸一郎
音響：Miya 照明：滝口史郎![彗星マジック] 舞台監督：西野真梨子
舞台美術アドバイザー：永瀬由二 衣装：米山真理 小道具：海野仁美、
ナカバシマリナ 映像制作：甲田春樹[劇団ペーさん'S13}
宣伝美術：GIGI WEB：Tako 制作：松村綾子
出演：
米山真理 ：幕ノ内優子（女ながら最強ヤンキー、後極道組長）
北山貴靖[劇団ぺーさん's13] ：山本剛瑠羅（ゴウリラ 後、幕ノ内優子主夫）
阿修羅ボーイ ：食栖竜太（殺されたヤンキー）、サラ金ヤクザ
賦句タツロヲ[劇団ぺーさん's13]：全力疾走、サラ金ヤクザ
井上誠 ：手之下力（テノシタリキ 優子の相棒）
繁澤邦明[劇団うんこなまず] ：黒川白次
ナカバシマリナ ：辰浪涼雀之子（タツナミスズノコ 後殺し屋）
宮崎真澄 ：菜目邪姉世（ナメンジャネエヨ 後占い師）
にしのあず ：渋谷狩咲（シブヤギャルサ）
海野仁美 ：桃汲乙女（ピンクレディ）、 殺された組長の娘
城之内コゴロー[元男肉 du Soleil]：勘榾一鉄（カンコツイッテツ 先生？）、組長、刑事
澤田清美（占い部屋の双子？）、イトウエリ（劇団そとばこまち）、寺村拓也、
大西聖久、辻川倖平[劇団万絵巻] ：若衆
プリン松 ：劇団制作
2010/12/26(日)晴 11:11-1:43PM(2'28)正面中央 客席8割（70人）
客層：学生、劇団関係者が多そうな20歳代中心。男女半々。開場15分押し、整理番号
順整列入場。横方向に広く舞台面をとり、三方囲み客席。桟敷1パイプ椅子2列。
折り込みチラシ少々。パンフ A4 観音開き折り。あらすじ、写真付き配役、
スタッフ、予定。今回、動員が所定に達しないと劇団解散宣言をした主宰。未達も
周囲の叱咤激励で思い直し。ただし、2月と4月の予定はキャンセル、しばらく充電
期間に入るとのこと。復帰を楽しみに待ちたいねこ。物販。DVDとマスコット人形。
カーテンコール演出込みで4分。通り魔殺人、日常の死を体感させる幕切れに驚き。
舞台。素舞台。でかいPAを中央に置き、正面位龍の文様。
お話。マクベスをやくざ社会に置き換え、マクベスを女組長、夫人を主夫として、
展開。 前置きとして、彼らのヤンキー高校時代を描き、正体不明の暴漢に殺された
仲間の記憶を底において繋ぎ。
恐れを底において、当たり前の死とそれでもあらがう生を描く。終わったかに思えた
ラスト、客席から一人がやおら立ち上がり、主人公を射殺するというどっきり演出。
死から一番遠い高校時代、通り魔（暗殺者）に殺された主人友 〜 死が日常の中世と
マクベス世界 観客の今の恐怖をリンクさせてお見事。そんな得体の知られない恐怖
にあらがうかのようにダイナミックなダンス添え。荒削りだけど、２０代にしかでき
ない、その勢いやよし。長時間で観てる側の集中力が危うくなるのが難点かしらん。
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