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＠大阪なんば 大阪松竹座（2011/5/2-26 25ステージ）
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/osaka/
全指定 1等席15750円 2等席8400円 3等席4200円
夜の部
一、倭仮名在原系図 蘭平物狂（らんぺいものぐるい）
作：浅田一鳥 補綴：本沼一郎、竹柴諒二
松緑 ：奴蘭平 実は伴義雄
菊之助：女房おりく 実は音人妻明石
梅枝 ：水無瀬御前
團蔵 ：壬生与茂作 実は大江音人
翫雀 ：在原行平
二、弁天娘女男白浪（べんてんむすめめおのしらなみ）
浜松屋見世先の場 稲瀬川勢揃いの場 作：河竹黙阿弥
菊五郎 ：弁天小僧菊之助
左團次 ：南郷力丸
時蔵 ：赤星十三郎
権十郎 ：忠信利平
尾上右近：浜松屋伜宗之助
團蔵 ：鳶頭清次
彦三郎 ：浜松屋幸兵衛
團十郎 ：日本駄右衛門
三、新歌舞伎十八番の内春興鏡獅子（しゅんきょうかがみじし）
作：福地桜痴
菊之助 ：小姓弥生、獅子の精
2011/5/3(火)晴 4:00-8:29PM(内訳下記)三階前方中央 客席8割?(800?人)
客層：20-30歳代と中年女性中心、単身おじさんも結構。
客入れ：当日券不明。三階は6割程度で空席多数、幕見席は蘭平物狂が半分、ほかは
ほぼ満員。物販。番付1500円。
松緑、菊之助 ひいきにはお楽しみな夜の部。
・蘭平物狂
舞台。金ふすま御殿。上手に松、下手に紅葉。
お話。在原行平は、なじんだ松風のことが忘れられず、恋の病。よく似た与茂作の
女房を替え玉と一見を案じる、奴蘭平。そこに賊逃亡の知らせ。刀をみると乱心
する蘭平ではなく、息子に追わせる行平。殺された父の仇と、行平の命を密かに
狙う蘭平の計略はしかし、バレバレ。大立ち回りの末、実子に捕らえられてしまう。
松緑、菊之助とも、脂が乗った中とろと天晴れ美味。とりわけ松緑が動き台詞回し
とも小気味よく、フルスロットルの殺陣とも充足感◎。繁蔵・吉太朗君はちゃっきり
と愛らしく好演。
・弁天娘女男白浪
舞台。呉服問屋店頭、川縁。
お話。女に化けての強請商売、悪びれもせず痛快な2人・盗賊の弁天小僧と仲間の
南郷力丸。諫める侍も実は悪党で。
おなじみお父さん達バージョン。菊五郎の堂に入った太ぶてしさ、愛嬌コンビがいつ
みても心地よし。
・春興鏡獅子
舞台。牡丹花盛りの金襖 お座敷。
お話。石橋物。鏡曳きの余興。将軍の御前にて女小姓弥生の踊り。手獅子に導かれて
一旦引っ込み、後半は文字通り獅子奮迅となる。静と動のダイナミズム舞踊。
菊之助、どんどんよくなるなあ。前半とってもシルキー。後半迫力はもうひとつも、
切れよく。今回の毛振り28回。いい香りがする、清涼感溢れる舞踊をニコニコ楽しむ
ねこ。
昼の部
女暫 10:59-11:56
幕間34分
汐汲 12:30-12:49
幕間25分
幡随長兵衛1:14-2:50
夜の部
蘭平物狂 4:00-5:33
幕間29分
弁天娘女男白浪 6:02-7:14
幕間20分
春興鏡獅子 7:34-8:29
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