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＠大阪なんば 大阪松竹座（2011/7/3-27 25ステージ）
http://www.shochiku.co.jp/play/shochikuza/
全指定 １等席15000円 ２等席8000円 ３等席4000円
夜の部
一、菅原伝授手習鑑（すがわらでんじゅてならいかがみ）車引
我當：藤原時平公
孝太郎：舎人桜丸
巳之助：舎人杉王丸
愛之助：舎人梅王丸
進之介：舎人松王丸
二、通し狂言 伊勢音頭恋寝刃（いせおんどこいのねたば） 相の山 宿 屋 追駆け 地蔵前 二見ヶ浦 油屋 奥庭
仁左衛門：福岡貢
時蔵 ：油屋お紺
三津五郎：料理人喜助
愛之助 ：奴林平
梅枝 ：油屋お岸
吉弥 ：仲居千野
亀蔵 ：徳島岩次 実は藍玉屋北六
秀調 ：藍玉屋北六 実は徳島岩次
彌十郎 ：油屋お鹿
秀太郎 ：今田万次郎、仲居万野
我當 ：藤浪左膳
2011/7/15(金)猛暑 4:29-8:14PM(内訳下記) 客席6，7割？（700人?）
客層：学生と中高年。女性9割。
客入れ：本日限定で、番長皿屋敷縁の姫路観光案内コーナー 隅に設置。開場時に
敢行パンフ詰め合わせ配布、ゆるキャラ・しろまるひめがロビーで愛嬌ふるまき。
皿屋敷のお菊煎餅380円。物販。筋書1500円、仁左衛門 特製ポスター3000円。
仁左衛門 Ｔシャツ 2500円。
・車引
舞台。春うらら、紅白の梅ののどかな神社社頭。
お話。梅王丸（長男）、松王丸（次男）、桜丸は三つ子兄弟。正義感ばりばりの長男
と兄貴に追従する三男坊は丞相家来。対して、次男は敵方の時平家来、といっても、
悪には染まりきらずの人情苦悩。そんな三人が出会った吉田神社。時平の車を通す
通さないで、大騒ぎ。
片岡勢揃い。梅王丸・愛之助と桜丸・孝太郎がパキっと力強く、松王丸・進之介が
プクっと柔らかく、バランス。時平・我當が理が立って、品がよすぎかしらん。
・伊勢音頭恋寝刃
舞台。遊郭お座敷。よしずの引き戸とか、夏仕様で涼しげに。
お話。のんき顔の前半と惨劇の後半、と演劇らしい構成。貢は主筋・今田万次郎の
刀の鑑定書を必死に探索中。恋人お紺の真心試し＝偽りの愛想づかしを真に受けて
逆上、妖刀で皆殺し。「油屋」「奥庭」だけが通常のそこまであれこれを追加した
通し上演。
通し狂言で福岡貢・凶行までのすったもんだがよくわかり、やるせなさ一層。
前半、客席に降りて追走したり、ドタバタのチャリ場が長めに。急転の後半との
バランスだろうけど、寒暖の差激しすぎでうーん。
仁左衛門。前半はコミカル、メロウな表情仕草。愛嬌ある男ぶりにメロメロねこ。
決めるとこは決めて、目が醒めるよにかっこよく、美しい。中盤の忍従ぶり〜鬼と
化す終盤がすさまじく、傷ましい。脇の役者陣は板についた上方芝居でアンサンブル○。
料理人喜助・三津五郎が東芝居でちと違和感、でも役柄にはあって〇。
昼の部
播州皿屋敷 10:59-11:44
幕間35分
素襖落12:19-1:05
幕間25分
江戸唄情節1:30-3:23
夜の部
菅原伝授手習鑑 車引 4:29-4:58
幕間25分
通し狂言伊勢音頭恋寝刃
序幕 5:23-6:22
幕間29分
二幕目6:51-8:14
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