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＠京都・南座（2011/11/30-12/25 ステージ）
http://www.shochiku.co.jp/play/minamiza/
一等席25000円 二等席Ａ12000円 二等席Ｂ9500円 三等席7500円 四等席5500円
特別席27000円
昼の部
第一 早や二十年も御贔屓の御愛顧あつき御言葉に當るを祝ふて 寿曽我対面（ことぶきそがのたいめん）
我當 ：工藤左衛門祐経
孝太郎 ：曽我十郎祐成
愛之助 ：曽我五郎時致
吉弥 ：大磯の虎
壱太郎 ：化粧坂少将
萬太郎 ：八幡三郎
亀鶴 ：近江小藤太
進之介 ：鬼王新左衛門
秀太郎 ：小林妹舞鶴
第二 お江戸みやげ（おえどみやげ）
三津五郎：お辻
愛之助 ：阪東栄紫
梅枝 ：お紺
吉弥 ：市川紋吉
萬太郎 ：角兵衛獅子兄
権十郎 ：鳶頭六三郎
右之助 ：女中お長
竹三郎 ：常磐津文字辰
翫雀 ：おゆう
第三 隅田川（すみだがわ）
藤十郎 ：斑女の前
翫雀 ：舟長
第四 与話情浮名横櫛（よわなさけうきなのよこぐし）
木更津海岸見染の場 源氏店の場
仁左衛門：与三郎
時蔵妾 ：お富
三津五郎：鳶頭金五郎
左團次 ：和泉屋多左衛門
菊五郎 ：蝙蝠安
2011/12/17(土)晴 10:29-3:33PM（内訳下記）3F中段中央 客席9割？（1000人?）
客層：20-30才台と中高年女性7、8割。3Fは学生多そう。
客入れ：1年振りの登坂急階段の3F。前後が狭いコンパクト客席は段々足に疲れが
くるのが難点。館内販売弁当は巻きずし1.2ｋから1.5〜2k平均。街頭の外部予約が
1k。結構高級なんでデパ地下かコンビニになっちゃうねこ。
物販。番付2000円。手拭500円。カレンダー1600円。
・寿曽我対面
お話。工藤祐経の酒宴に呼び出された曾我兄弟。すわ親の敵と勇み立つが、兄は弟
諫め、杯を受ける。工藤は、仇討ち前に重宝の刀を捜すのが先決と兄弟を説く。
よい口跡で曲に乗り心地よい、我當・工藤。愛之助・時致がバリバリ、兄弟の内、
彼のみがいるみたいに突出。女方2人が若やいで○。
・お江戸みやげ
舞台。歌舞伎芝居が行われている寺社近くのお茶屋。
お話。実直に行商を営む女性が麗しい役者に岡惚れ。彼が恋の難事を救おうと、
全財産を投げ出してしまう。感謝仕切れない役者のせめてものお礼は小袖の切れ端、
生涯一度の恋の縁に恍惚とする老いらくの切ない恋物語。
4月の演舞場以来。中年女性コンビは同配役。恋によろめく中年女・三津五郎が
一段とよく、細やかな演技で笑いと涙を誘い。翫雀・おゆうもまた、ひょうきんで
思いやりあるキャラを演じて、好サポート。梅枝・お紺が華やかも世知に長けた
美女、竹三郎・文字辰が嫌なおばさんを品悪くならず、共に好演。
・隅田川
舞台。蒼氓のブルー。
お話。生き別れになった子どもの行方を尋ねる母の悲痛なありさま。
藤十郎・斑女の前が濃厚な悲哀ムーディ。念波のように体からあふれ出る悲しさ、
その佇まいに見入るねこ。
・与話情浮名横櫛
お話。元深川芸者、現親分の囲われ者のお富と、若旦那・与三郎は一目で恋に墜ち。
逢瀬を親分にみられた与三郎は、切り刻まれ海に投げ込まれ半殺し。それから三年、
思わぬ再会をする二人。
すっきりスマートでかっこいい、仁左衛門・与三郎。かちっと決まる立ち姿、
すっきりと甘い口跡、そして上方役者かくやな細やかな芝居。大満足たいねこ。
時蔵・妾お富が大人ムーディ。三津五郎・鳶頭金五郎がパリッと江戸前でここちよし。
菊五郎・蝙蝠安が珍しい配役、出過ぎずかちっと演じ。
昼の部
寿曽我対面 10:29-11:17
幕間19分
お江戸みやげ 11:36-12:42
幕間29分
隅田川 1:11-1:55
幕間20分
与話情浮名横櫛 2:15-3:33
夜の部
楼門五三桐 4:15-4:32
幕間12分
実盛物語 4:44-6:04
幕間30分
元禄忠臣蔵 仙石屋敷 6:34-7:47
幕間17分
喜撰 8:04-8:38
幕間12分
らくだ 8:50-9:41
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