@赤坂見附 赤坂RED/THEATER(2011/12/20-30 15ステージ)
http://www.red-theater.net/
全指定 前売3500円 当日3800円(学生各1000円引)
@大阪 HEP HALL 12/1-4 5ステージ
作・演出:青木秀樹 音響効果:笠木健司 照明:床田光世
美術:ステファニー(劇光族) 舞台監督:塚本修、今井康平(CQ)
衣装協力:浅利ねこ(劇団銀石) 美粧:中西瑞美(ひなぎく)
演出部:入倉麻美、伊豫田一成、松岡眞吾 宣伝写真:安藤青太 宣伝美術:原田康徳
Web:小林タクシー(ZOKKY) 制作:床田光世 野崎恵 安井和恵 新谷純
企画・製作:office crome
出演:
森下亮 :雪村(警官)
渡邉とかげ:カスミ(事件の目撃者)
奥田ワレタ:ニジ(竜巻を撮影にきたカメラマン)
久保貫太郎:雨森(タクシー運転手)
金沢涼恵 :フウコ(ひき逃げされた女)
花戸祐介 :空井(囚人)
七味まゆ味[柿喰う客]:キリコ(どんちゃんとペア、バンド結成)
小林義典 :荒瀬(警官だっけ)
幸田尚子 :どんちゃん(傷害をうけ治療中の少女)
板倉チヒロ:天本(医師)
2011/12/24(土)晴 6:03-7:43PM(1'40)中段下手 客席6割(90人)
客層:20-30歳代中心、時々おじさん。女性過半数。
客入れ:最前B列。後方空席。折り込みチラシそれなり 袋入り。パンフ A5 3ページ
挨拶、配役、スタッフ、予定。次回公演。7/28-8/14「ココナツ ココナツ ココナツ
夏」@赤坂RED/THEATER。物販。パンフ A5 800円。インタビューとイメージ写真。
台本1000円。Tシャツ2500円 ほか。カーテンコール1回1分。終演後にクリスマス
全プレで舞台写真もらい。
舞台。上下に大きめのボックス、正面に巨大な蛍光灯が上下に列び。
緑と赤(だっけ)の2色で塗り分けられ。
お話。竜巻が襲来した町。その現実と、ある事件で傷つけられた少女の妄想が
同時併走、やがて混在する物語。現実。派出所に事件を通報するが取り合って
もらえない。隣町の刑務所が被災し、囚人が逃げてくるので、それどころでは
ないらしい。妄想。持ち込まれる事件が殺人となり、やがて「竜巻」がやってくる。
お見事、なんか賞をあげたいねこ。物語、美術、衣裳、照明、音響、そしてできる
個性的な役者が結集した、クロムモリブデンの到達点。完成度の高さは演劇のなんか
の金字塔。現実と妄想が竜巻のように渦巻き、破壊から再生の晴れ間が鮮やかに
みえる展開。「渦巻き」な物語がかちっとつくられていて、混とんに甘えない、
描き方をして流石。そしてもうぐるぐるしちゃって、その過程の高揚感がたまんない
ねこ。終盤、傷ついた少女どんちゃんの治療薬がメメントの森=メメントモリ・
死を想い、今を生きよ にあるというメタファーには感銘ねこ。
どんちゃんの妄想内ガールズエレキギターバンド「節電ガレキーズ」
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