[ホーム]（個別ページができ次第、そちらにリンクします。）
＠東銀座 新橋演舞場（2012/8/4-23 20ステージ）
http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/
全指定 1等A席15000円 1等B席11000円 2等A席7000円 2等B席5000円 3階A席5000円
3階B席 3000円 桟敷席16000円
昼の部
桜姫東文章（さくらひめあずまぶんしょう）
発端江の島稚児ヶ淵の場 序幕新清水の場 桜谷草庵の場
二幕目三囲の場 三幕目岩淵庵室の場 四幕目権助住居の場 大詰浅草雷門の場
福助 ：白菊丸、桜姫
愛之助：清玄、稲野屋半兵衛
右近 ：粟津七郎
笑也 ：葛飾のお十
児太郎：吉田松若
弘太郎：奴軍助
歌江 ：端女お咲
亀蔵 ：入間悪五郎
市蔵 ：残月
萬次郎：長浦
海老蔵：釣鐘権助、大友常陸之助頼国
2012/8/14(火)雨/曇 11:00-2:59PM(内訳下記)三階下手前方 客席9割？（900人？）
客層：20-30才代と中高年、女性8、9割。演目故子供連れ皆無。
客入れ：当日券 昼一階Aと桟敷以外、夜とも売り切れ。ロビー展示はなし。
筋書1200円。物販は扇子が鈴なり。
有名戯曲だけど、原作歌舞伎版は初見ねこ。コクーン歌舞伎、長塚圭史演出、
ク・ナウカなど、結構観ているのだけどね。
舞台。御殿内から裏長屋まで、歌舞伎舞台見本市。
お話。ならず者の権助と深い仲となった桜姫。女郎にまで凋落、最後は人殺しに
手を染めてしまう。一方、高僧の清玄も桜姫に翻弄され、凋落、最後は殺されて
しまう。家宝紛失に関わる一連、桜姫＝白菊丸の転生とか因縁話は冒頭一幕と口上で
説明。ともかく、桜姫ドラマティックが眼目。
福助・桜姫の女郎〜赤姫、清濁ハイブリッドの切り替え・妙バランス走法を楽しむ
ねこ。欲深で卑怯、身勝手な野郎ばかりが登場。権助と清玄と悪のロマンを感じる
余地なしの安いキャラ設定。スキャンダラスな物語展開もまた同じく。もうちょっと
情感情緒、湿り気をくれよんと砂漠な舞台に想うねこ。幕切れのちゃんちゃんは
ギャグなんだけど、苦笑どまり。
と、南北には不満も役者は善戦。主役三人は持ち前のエロティカムーディ。愛嬌も
添えるし。ただ、白菊・福助はおやじ顏が際だっちゃって、ちょっと興ざめねこ。
わき役、とりわけて澤瀉屋の面々が切れがよくて心地よし。笑也・葛飾のお十、
右近・粟津七郎がよく冷えたビールに爽快。萬次郎・長浦、亀蔵・悪五郎は持ち味を
出して楽しませてくれて○。
昼の部
桜姫東文章
発端／序幕／二幕目11:00-12:34
幕間29分
三幕目1:03-1:57
幕間14分
四幕目／大詰2:11-2:59
夜の部
伊達の十役
発端／序幕 4:30-5:37
幕間5分
二幕目 5:42-6:06
幕間30分
三幕目 6:36-7:43
幕間15分
大詰 7:56-9:03
[月間一覧］