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＠門前仲町 門仲天井ホール(2012/8/23-25 6ステージ)
http://www5f.biglobe.ne.jp/monten/
予約・当日共1800円
作・演出：平岩モトイ 照明：鶴岡大樹 音響デザイン：小沢高史
舞台監督：青木祥子、加古みなみ DMデザイン：井戸尚美 ピアノ指導：土屋麻里
プロデューサー：嘉多山和美 製作：バウスプリット
出演：
建蔵 ：まなべしんじ
三田村周三：くどうてつお
2012/8/23(木)晴 7:37-8:32PM(53)前方中央 客席ほぼ満員(60人)
客層：大人中心、女性7割。
客入れ：開場時数人。桟敷1、ゆるひな壇に椅子4列。折り込みチラシ少々。
パンフ A5 3ページ。長めの挨拶、プロフィール、予定。次回公演記載なし。
カーテンコール1回1分。抽選で劇中使用した長野県産カボチャをプレゼントするとか。
映画俳優の建蔵さんと、ベテラン舞台俳優の三田村さんの2人芝居。年一公演、
「空豆」「里芋」「白菜」と題した旬菜シリーズ4回目とか。初見ねこ。
舞台。開いたにクッション、毛布でベットの体。開演前まで巨大カボチャの張りぼて
が鎮座。上手にグランドピアノ、音楽家の家主の商売道具。
お話。海外に住む兄の友人と名乗る男が突然来訪。寝床を貸してくれるという、
厚かましい申し出だが兄貴の口利きと折れてしまう。不在の時に部屋を貸すことに
するがキレイ好きには堪らない無頓着さ。後片付けをせず、ゴミも分別せずに
怒り心頭。男を追いだしてしまうが、とたんに作曲のインスピレーションが沸いて
こなくなってしまう。いつしか男への怒り（転じて愛情）が創作の原動力となって
いたのだ。
大人げない大人のやり取りが愉快、愛すべき佳作とし。日常の小さなエピソードを
短いシーンで連ねていき。調度や生活ぶりはマイムと効果音で表現するこだわり。
ピアノは本物で、終盤の2人の連弾で使い。融和と成長の芝居を上手く彩り。
役者芝居が面白く。泣きっ面に蜂な、大人子供な芝居に苦笑いの建蔵さん。
いつもよりよく動き、よく喋る。よろけ方が演技を越えて味がある、役者三田村を
たっぷりの三田村さん。
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