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＠京都先斗町 元・立誠小学校 音楽室（2012/10/18-21 4ステージ）
http://www.rissei.org/
全自由 前売当日とも2000円
作・演出・音楽：糸井幸之介[FUKAIPRODUCE羽衣]
照明：松本永（Fantasista?ish.） 制作：大石丈太郎、坂田厚子
企画・製作 ぐうたららばい 企画・共催 KYOTO EXPERIMENT
出演：
日髙啓介[FUKAIPRODUCE羽衣]
内田慈
2012/10/20(土)晴 7:38-8:46PM(1'07)最前机席より 客席満員（70人）
客層：学生～じじばばまで、幅広く。男性過半数？。
客入れ：受付開演定時30分前、入場20分前。整理番号順入場。開場時20人ほど。
学校椅子2列の後方1列（5席）、雛壇に椅子5列。机の間を役者が通ったり、
観客＝お化けとして至近アプローチしてきたりのお楽しみあり。折り込みチラシ
それなり。パンフ A4縦折り4ページ。挨拶、スタッフ、予定。物販。台本500円
過去公演DVD。 カーテンコール１回1分。
FUKAIPRODUCE羽衣・糸井幸之介さんのこじんまり企画、第1回公演。はじめまして
よろしくお願いしますと、当人から挨拶して開演。
会場。廃校・現カルチャーセンターの会場に当て書き。昭和の木造教室。窓はアルミ
でなく、木製や鉄製。右が廊下、左が校庭。月の光が刺して、先斗町のネオンが
映え。
お話。京都に不倫旅行中のおじさんとずっと若い女性カップル。酔った勢いで廃校の
音楽教室へ入り込み。いちゃいちゃたわいなくじゃれ合い。優しい男は歌をつくって
愛しさを伝え、気が利く女はあれこれ労り。明日は東京に帰る、今日の幸福もそれで
おしまい。どうしようもない、どこにいけない２人の底抜けの明るさと背中合わせの
切なさ一幕。
大人にこそ観て欲しいな、ほろ苦音楽劇。おバカでエロティックに絡む愉快な２人、
多幸感溢れる歌の数々。観客をお化けに見たて、遠くまた至近に話しかけられるのも
楽しいところ。そんな果て、刹那の幸福から永遠を願い、ぽろりと心中を口にする
内田さんの狂気と、無為を知る日高さんの諦観が哀しく沁み。男女の生と性を
愛おしむ忘れない一夜となり。東京でも場を選んで再演しないかしらん。
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