[ホーム](個別ページができ次第、そちらにリンクします。)

 新橋演舞場 吉例顔見世大歌舞伎 夜「熊谷陣屋/汐汲/四千両小判梅葉」

 @東銀座 新橋演舞場(2012/11/1-25 25ステージ)
 http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/
 全指定 1等A席15000円 1等B席11000円 2等A席7000円 2等B席5000円 3階A席5000円
 3階B席 3000円 桟敷席16000円

 夜の部
 一、 一谷嫩軍記 熊谷陣屋(くまがいじんや)
 松緑(仁左衛門代役):熊谷直実
 左團次:白毫弥陀六
 魁春 :相模
 亀寿 :堤軍次
 松也 :亀井六郎
 萬太郎:片岡八郎
 右近 :伊勢三郎
 秀太郎:藤の方
 梅玉 :源義経

 中幕 汐汲(しおくみ)
 藤十郎:蜑女苅藻
 翫雀 :此兵衛

 二、 四千両小判梅葉(しせんりょうこばんのうめのは)
 四谷見附より 牢内言渡しまで
 作:河竹黙阿弥

 菊五郎:野州無宿富蔵
 時蔵 :女房おさよ
 松緑 :浅草無宿才次郎
 菊之助:寺島無宿長太郎
 松江 :黒川隼人
 亀三郎:頭
 亀寿 :三番役
 松也 :伊丹屋徳太郎
 萬太郎:下谷無宿九郎蔵
 桂三 :田舎役者萬九郎
 由次郎:穴の隠居
 権十郎:数見役
 秀調 :石出帯刀
 家橘 :隅の隠居
 團蔵 :生馬の眼八
 東蔵 :うどん屋六兵衛
 彦三郎:浜田左内
 左團次:牢名主 松島奥五郎
 梅玉 :藤岡藤十郎

 2012/11/11(日)雨 5:59-8:09PM(内訳下記)三階中央 客席7割?(900人?)
 客層:中年層中心に女性8割、男女連れ結構。
 客入れ:当日券 3階B売り切れ A販売あり。物販。筋書1200円。

 ・熊谷陣屋
 舞台。源氏方・熊谷の陣屋。下手の桜に制札・一本折ったら指一本切る、とあり。
 お話。源平一の谷の合戦。源氏方・熊谷直実は平家の公達敦盛を討ち取り。熊谷には
 敦盛と同い年の息子あり。首実検に来た義経、熊谷が差し出す首を見て、妻相模は
 びっくり。その首は…。

 気迫ある所作、鬼の目にも涙、小粒感ある松緑・熊谷。魁春、秀太郎ら女房役が
 しっかり、細やか。

 ・汐汲
 舞台。浜辺。
 お話。亡き在原行平の形見である烏帽子・狩衣を着けた海女・ 松風の思いとともに
 舞い踊る。

 藤十カやっぱ、しっとり艶っぽく。後半立ち回りでは女丈夫、引き抜きもあって
 飽きさせず。

 ・四千両小判梅葉
 舞台。川端、裏長屋と展開して、やっぱ最後の伝馬町の牢屋が見もの。
 お話。小悪党が結託、江戸城ご金蔵破りをしでかすという史実を脚色。
 
 人がいい悪党を、品がよくて愛嬌のある菊五郎、梅玉がして、まったり楽しめる
 ダイジェスト狂言。立て板に水の台詞回し、罪を負っても晴れ晴れとした風情が
 小気味よいねこ。
 

 夜の部
 熊谷陣屋5:59-5:24
     幕間15分
 汐汲  5:39-5:56
     幕間30分
 四千両小判梅葉 6:25-8:09
 

[月間一覧