＠金沢 金沢市民芸術村 いこいの広場 特設紅テント(2012/11/16-17 2ステージ)
全自由 前売3500円
作・演出：唐十郎 作詞：唐十郎 作曲：安保由夫 舞台監督：気田睦
舞台美術：久保井研 照明：久保井研 衣裳：赤松由美 音響：大美穂
制作：藤井由紀 デザイン：及部克人 絵：合田佐和子
データ作成：海野温子 協力：(株)文化印刷
初演 再演 2012/5 2012/11/16-17 8ステージ 2ステージ 大阪、水戸、雑司ヶ谷 金沢 1時間16分(休不含) 1時間20分 出演： 町田(合羽橋に勤める) ：稲荷卓央 ← 仲くん(町田の親友) ：気田睦 ← チャコ(パーマ屋の一人娘) ：土屋真衣 ← 六文寺律子(野口の恋人 無類の読書好き)：藤井由紀 ← ナナ(そば屋店員)、佐々木小次郎 ：赤松由美 ← 野口(向島クロムの腕利き) ：岩戸秀年 ← 大林(新潟県燕市の実力者 ゼロ戦を歌う)：久保井研 ← 波さん(パーマ屋の主人) ：辻孝彦 ← 桜部長(町田上司) ：岡田悟一 ← キリシタン下僕(町田同僚 クリスチャン)：大美穂 ← 三角(みすみ 合羽橋の顧問弁護士) ：西村ひでさと← おネギさん(うどん屋のホステス) ：唐十郎 麿赤兒[大駱駝艦] ホステス ：大石亜衣 ← 大橋奈緒 吉田芽生 轡あずみ
お匙の精 ：ー 麿赤兒 湯山大一郎［大駱駝艦］ 若羽幸平［大駱駝艦］
2012/11/17(土)雨 7:01-8:34PM（43/休13/37）最前下手 客席満員（220人？）
客層：老若男女、東京より10-20代多め、男女半々。
客入れ：整理券3PMから、大雨につき工房内で受付。30人ほど列。階段席流用で
座って待てるので楽。開場時は小雨。50人ずつ並び、予約その後当日券列。
なんと、いつものござに座布団一面敷きのサービス。ほっカイロ2個配りと同じく
金沢スペシャルなのかしらん。いつもよりお尻が楽ねこ。開演直前、いっそうの
豪雨がテントを叩き、興奮した客席から拍手がわき上がり。麿赤兒スペシャル付きで
上演時間は4、5分長くなり。
カーテンコール１回2，3分。ガンガン踊る全身銀粉舞踏手2人を従えて登場の
銀色少女扮装・麿赤兒。かっこいいやら、かわいいやら、もう最高。
座長代行の久保井研から、金沢の文化というよりは、気候（雹や大雨）を味わった
に受ける客席。さくっと麿さんから、状況劇場のおじさん達でコンサートをするで
間を置かず開始。
金沢初公演、病気療養中の唐十郎に替わり、状況劇場以来何十年かぶりに麿赤兒が
出演。とあって東京遠征組も結構な客席。もろもろは初演データ参照。
麿赤兒Special。うどん屋のホステスと一緒に登場。白塗りに割烹着姿、腰にネギを
刺し。だみ声で唱い、座長代行久保井研の制止もきかずの体で、花道トーク。
雹が凄い金沢、おでんが旨い金沢。大駱駝艦の二人は全身銀粉で「お匙の精」。
稲荷演じる町田が錆びたスプーンをもってくると、土手からにょろにょろと登場。
捨てないで〜の呟きに笑い。麿は割烹着を脱ぐと、銀のチュチュ衣装、ピンクの
リボンとお馴染みの不思議可愛い装い。銀の3人で舞踏に舞い。カーテンコールでは
前出のように大いに盛り上げ。これからもたまにはでてくれないかしら。
状況劇場劇中歌コンサート 8:37-9:05PM(28)
四谷シモン、麿赤兒、十貫寺梅軒、安保由夫(ギターとも)
客席からゲスト 嵐山光三郎、村松友視、篠原勝之、南伸坊
MC麿赤兒 唐十郎が出られなくなっちゃって、このまま皆さんを帰すわけには
いかない。状況劇場、唐組50年の歴史を歌で皆さんに紹介したい。あと3時間は
帰しませんよ等々。先にやってて老眼鏡をとってくると一旦引っ込み。
M1「お銀の唄」四谷シモン
M2「スカッチピンドン」麿赤兒
M3「けつねうどん」四谷シモン
M4「Dr.袋小路の唄」麿赤兒＋十貫寺梅軒
M5「ミドリのおばさんの唄」四谷シモン＋麿赤兒＋十貫寺梅軒
M6「風の又三郎のテーマ」安保由夫
M7「サーカスの唄」安保由夫
M8「ジョンシルバーの唄」3人＋劇団唐組＋客席ゲスト
それぞれ十八番の歌を唱い。しっとりと四谷シモン、胡散臭く麿赤兒。番頭と梅軒が
世話を焼き。きちっと安保さんが締める。中也の「サーカスの唄」が良かったの声が
そこかしこから。最後は遠征組を舞台に呼んで、ジョンシルバー。ともに楽しい
桃源の宴を打ちあげ。
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