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＠下北沢 本多劇場（2013/1/23-27 8ステージ）
http://www.honda-geki.com/honda.html
全指定 一般4700円 アリーナ12（センターブロック最前列） 5500円
U-29（29才以下 平日限定） 2900円 当日券+500円
作：つかこうへい 演出：中屋敷法仁［柿食う客］
振付：北尾亘 照明：浜崎亮 音響：上野雅 演出助手：大倉麻美
舞台監督：川除学 宣伝美術：山下浩介 制作：北澤芙未子、斎藤努
プロデューサー：赤羽ひろみ 企画：伊藤義達哉、片山義博
主催：ゴーチブラザース
出演：
玉置玲央 ：山崎一平
黒木華 ：神林美智子
間宮祥太朗：桂木順一郎
稲葉友 小川慧 小早川俊輔 藤本強 大石憲 大村わたる 加治将樹 重岡漠
永島敬三 橋本淳 大塚宣幸 相馬一貴 板橋駿谷 多田直人
2013/1/24(木)晴 7:35-9:56PM(2'19)前方上手 客席超満員（370？人）
客層：9割20-30才台女子、男性はおじさん多め。
客入れ：前方通路補助8、壁際立ち見16人。ロビーにメッセージ書きコーナーあり。
折り込みチラシそれなり。パンフなし。物販。Ｔシャツ2300円？。パンフなし。
カーテンコール演出1＋2回 2分。
平均25歳とか若い座組での現代の古典上演。
舞台。黒い暗幕で囲み、床中央に大きく白い円。部屋や立場の違いを現し。
お話。70年安保闘争の渦中。全共闘委員長に祭り上げられた、神林美智子。人形と
影で操ろうとするも、しだい愛情を抱いていく作戦本部長桂木。彼の裏切り行為の
罪を贖うため、神林はスパイとして機動隊長と同棲。彼女もまた機動隊長に愛情を
抱くが、運命は2人を分け放とうとする。
かつてがどぶろくなら吟醸酒、さらっと口当たりよく味わえる一品。個々人のコンプ
レックス、卑屈さ、恨みながら好きな逆説愛の屈託、歪みは削いで潜め。歌場面は
１曲のみ、スケーティングダンスはなしと、エンタメからストレートプレイに転じ。
これでおっさん役者だと渋いだけだけど、若い役者達のまっすぐで素直な全力演技で
悲劇をがつんと胸に響かせ。玉置玲央君、細マッチョ、健康的で新しい山崎像。
黒木華さん、よく通る声と凛とした佇まい、まっこと清新な神林そのまま。
間宮祥太朗君、間に挟まれ揺れ動く様を過剰ならず演じ。歌も聞かせてくれ。
アフタートーク「ようこそ先輩〜本多劇場篇〜」10:03-10:16PM(13) 8割居残り
登壇者：中山祐一朗、富岡晃一郎、玉置玲央、中屋敷法仁
中屋敷（ぬいぐるみを持つことなく登場）25才以下の俳優での公演。今日は同じ
ゴーチブラザーズの先輩をお呼びして、ダメだし？の趣向。「素敵な感想」から
お願いします。
中山 若い（桂木役の間宮はああ見えて19才）みんな元気。最初聞き取りにくいかと
思ったが、実は主役3人の声がでかい、聞き取りやすいのでそう感じてしまう。
声をつぶさないかどうか、飲んだらおしまい、出そうと思えばだせるなどコメント。
玉置 自分は酒を飲まないので。
富岡 エネルギーが半端ない。レオ（玉置）の二の腕の筋肉がスゴくて、
そのすごさが最後までというのがスゴい。
玉置 元気がないとできない、つか芝居のこと。
富岡 黒木さんが凛としてきれい。カーテンコールで、つか芝居がそうなのかも
しれないが、ふっと素に女の子になる表情が素敵。好きな女優さんで、
いつか自分の劇団にでてほしい。
中屋敷 3人とも20代で話していると素直でほんとバカ。若くてエネルギーがある。
それを見せつけるのは恥ずかしいと今まで思っていた。今は二十歳がやると、
こうできるとみせたい。つかさんの脚本の力でできるようにしたい。
中山 二十歳でやれば、あんなにできるんだと。自分はつかこうへいの舞台を
みたことがなかった。高校の時、映画の熱海殺人事件をみて、これを芝居にしたら
面白いじゃないかと、自分で脚本を書いて文化祭で上演したのが、最初で最後の
つか体験。
富岡 歌を唄って、踊るんだととみながら、すっと入っていけた。
中屋敷 つかさん時代は誰でもわかるヒット曲があったが、僕らの時代はない。
Revolutionとか革命を折り込んだ歌ばかりとした。
中山 もっと唄って、踊ってほしいと思った。
中屋敷 つかさんの芝居はもっと歌や踊りがあってショーアップされていた。
自分はエンターティメントと思ってつくっていない。なしでどこまで入って
いけるか、やってみた。
中山 それでもちゃんと踊っていないとか、サービス場面を列挙。桂木かと
思った〜の役は、中屋敷がやればもっといい（場内拍手）。
中山 （最後に一言）今本番中の舞台で山本亨さんと競演してる。来月のつか版
忠信蔵の情宣を頼れました。
富岡 楽しく、体力つけて、仲良くやってください。
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