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＠半蔵門 国立劇場大劇場(2013/3/5-26 ステージ)
http://www.ntj.jac.go.jp/2013/sumidagawa.html
全指定 1等A席9200円(学生6400円) 1等B席6100円(学生4300円)
2等A席4500円(学生3200円) 2等B席2500円(学生1800円) 3等席1500円(学生1100円)
作：四世鶴屋南北 国立劇場文芸課 美術：国立劇場美術係
通し狂言隅田川花御所染（すみだがわはなのごしょぞめ）四幕八場 -女清玄-
序幕 第一場雲中より鎌倉六本杉の場 第二場 新清水花見の場
第三場 野路の玉川庵室の場 第四場 元の新清水の場
二幕目 第一場 隅田川梅若塚の場 第二場 同渡し船の場
三幕目 浅茅ケ原妙亀庵の場
大詰隅田川渡しの場 −都鳥名所渡−常磐津連中
中村福助 ：花子の前 後ニ清玄尼
中村児太郎：桜姫
中村隼人 ：吉田松若丸(ニセ大友頼国)
尾上松也 ：猿島惣太 実は粟津七郎
中村錦之助：粂平内左衛門、下部軍助
中村芝のぶ：大友常陸之助頼国、新造采女
坂東新悟 ：磯綱女 実は腰元関屋
澤村宗之助：局岩藤
市川男女蔵：葛西太郎亀成
中村翫雀 ：轟念阿闍梨、僧桜ン坊、粟津六郎俊兼
2013/03/24(日)曇 11:59-4:24PM(1'23/休28/37/休14/44/休14/40)3F後方中央 客席8割(1200人)
客層：中高年女性中心、子供連れちらほら、きもの姿ぽちぽち。
客入れ：前庭の桜ほぼ満開、8種もあるとか。独自品種は苗木(5250円)を販売中。
隅田川関連で浅草から出店、言ちゃんグッズは普通にポチ袋から醤油差しまであり。
パンフ 800円、台本 700円、資料集1150円。
通称「女清玄」、六世歌右衛門の復活狂言とか。叔父の後を継ぐ形で福助主役で
再演。
舞台。世話物舞台中心。隅田川河畔の桜が戸外と呼応して一層綺麗。
お話。桜姫東文章をリミックスした感じ。身分卑しからぬ女が尼僧となるも、
恋いに焦がれて破戒。恋敵の姫に恋しい男を奪われた上に、岡惚れした男に逆恨み
されるというド悲劇。
生々しい女形・福助が魅力発揮。型より感情と表情豊かに演じて○。オペラグラスで
折々を追うのがお楽しみねこ。おばさんの悲恋とばかり、年の差カップル。第三世代
の若手と共演。まだ堅くも初々しい花ならつぼみと、桜姫・児太郎。思いがけず
大きくしっかり松若丸・隼人。一番の収穫は猿島惣太・松也。キレのいい動きと
台詞回しで水際立ち。花道の見栄では、客席から息を呑む声あがり。
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