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 明治座 五月花形歌舞伎 昼「実盛物語/与話情浮名横櫛」

 @浜町 明治座(2013/5/3-27 25ステージ)
 http://www.meijiza.co.jp/
 一等席12600円 二等席(2階左右1・2列)8400円 三等A席(2階左右3・4列、3階正面)
 5250円 三等B席(3階左右)3150円

 昼の部
 一、源平布引滝 実盛物語(さねもりものがたり)
 中村勘九郎:斎藤別当実盛
 中村七之助:小万
 松本錦吾 :百姓九郎助
 上村吉弥 :女房小よし
 片岡亀蔵 :瀬尾十郎兼氏
 市川高麗蔵:御台葵御前

 二、与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)
 序幕 木更津海岸見染の場 二幕目 赤間別荘の場 三幕目 玄冶店妾宅の場

 見染・赤間別荘
 市川染五郎:与三郎
 中村七之助:お富
 坂東薪車 :海松杭の松五郎
 片岡亀蔵 :赤間源左衛門
 中村勘九郎:鳶頭金五郎

 玄冶店
 市川染五郎:与三郎
 中村七之助:お富
 中村亀鶴 :蝙蝠安
 片岡愛之助:和泉屋多左衛門

 2013/05/06(月祝)晴 11:00-2:54PM(内訳下記)2F上手 客席満員(1300人)
 客層:中高年中心に女性9割。着付け教室の団体で着物率が高め。
 客入れ:まんべんなく埋まり。2Fで明治座の歴史パネル展。売店が相変わらず
 沢山あり。昼の部に出演の小山三ストラップほか、歌舞伎グッズあれこれ。
 物販。筋書1500円。

 ・実盛物語
 舞台。茅葺き屋。
 お話。無念の源氏武者・木曽義賢の妻を匿う家に、懐妊見聞がため平家方の実盛らが
 やってくる。一計を案じたその屋の夫婦は偶然拾った身代わりの片腕を差しだし。
 奇々怪々なことも、実盛に心当たりあり。女武者な夫婦の娘を腕を切り落としたのは
 ほかならぬ彼なのだ。平家に与しながらも源氏に愛着をよせる、実盛の大人物ぶりが
 随所にあふれ。

 勘九郎・実盛。はつらつとして小気味よし。亀蔵・瀬尾十郎もまたブライテスト、
 ちょっとないかも。

 ・与話情浮名横櫛
 お話。元深川芸者、現親分の囲われ者のお富と、若旦那・与三郎は一目で恋に墜ち。
 逢瀬を親分にみられた与三郎は、切り刻まれ海に投げ込まれ半殺し。それから三年、
 思わぬ再会をする二人。

 染五郎・与三郎。しっとり受け身の芝居がはまっていい感じ。カラッと揚げ過ぎじゃ
 ない感の勘九郎・鳶頭の江戸前ぶりとも案配よく。七之助・お富が若い造り、
 かわいい一対になっているのかいい感じ。小山三が新造役で出捌け2回登場、
 平成中村座なら主役を喰う拍手があがるところも、まばらなのが寂しいねこ。

 昼の部
 実盛物語    11:00-12:22
         幕間31分
 与話情浮名横櫛 序幕第二幕 12:53-1:29
         幕間24分
         三幕目 1:53-2:54

 夜の部
 将軍江戸を去る 4:00-4:57
         幕間30分
 藤娘      5:27-5:48
         幕間24分
 鯉つかみ    6:12-7:22

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