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 歌舞伎座 鳳凰祭四月大歌舞伎 昼「壽春鳳凰祭/鎌倉三代記/壽靱猿/曽根崎心中」

 @東銀座 歌舞伎座(2014/4/2-26 25ステージ)
 http://www.kabuki-za.co.jp/
 1等席18000円 2等席14000円 3階A席6000円 3階B席4000円 1階桟敷席20000円

 歌舞伎座新開場一周年記念  
 一、壽春鳳凰祭(いわうはるこびきのにぎわい)
 時蔵 :女御
 扇雀 :女御
 橋之助:大臣
 錦之助:大臣
 梅枝 :女御
 新悟 :同
 萬太郎:大臣
 隼人 :同
 進之介:従者
 我當 :帝

 二、鎌倉三代記(かまくらさんだいき)絹川村閑居の場

 幸四郎:佐々木高綱
 魁春 :時姫
 歌江 :母長門
 歌女之丞:おくる
 桂三 :富田六郎
 梅玉 :三浦之助義村

 三、壽靱猿(ことぶきうつぼざる)鳴滝八幡宮の場

 三津五郎:猿曳寿太夫
 巳之助 :奴橘平
 又五郎 :女大名三芳野

 四、曽根崎心中(そねざきしんじゅう)
 坂田藤十郎一世一代にてお初相勤め申し候

 藤十郎:お初
 翫雀 :平野屋徳兵衛
 橋之助:油屋九平次
 東蔵 :天満屋惣兵衛
 左團次:平野屋久右衛門

 2014/4/9(水)晴 11:00-4:03PM(内訳下記)三階最前上手 客席8,9割(1200?人)
 客層:平均30代と中高年女性中心。
 客入れ:筋書き1300円。一幕見は概ね立ち見なし。

 ・壽春鳳凰祭
 新作舞踊。
 舞台。松〜櫻が霞がかりで浮かび。
 典雅が音曲。品のいい幕だけど、時蔵、扇雀、橋之助は個性を放って存在感あり。

 ・鎌倉三代記
 舞台。茅葺き屋敷。下手に井戸。
 お話。込み入ったはかりごとと、一途な恋。北条時政の娘時姫と敵方・三浦之助は
 元は許嫁通し、しかし三浦は立場上心砕かず。哀しい時姫を取り返そうと足軽が
 やってきて一騒動。実は足軽、正体は猛将・高綱。

 しっとり梅玉・義村がつくった世界を直しでもっていってしまう、幸四郎・高綱が
 とりわけ狡く感じるねこ。

 ・壽靱猿
 お話。矢を入れる道具の靱用に皮をはがされそうになる小猿。最後には救われて
 一安心。

 祝・三津五郎復帰。我が儘な又五郎・女大名に愛嬌あり。

 ・曽根崎心中
 舞台。箱階段のある置屋。
 お話。手代徳兵衛と遊女お初は、恋と男の面目立てのため、曾根崎の森へと心中
 行。

 「坂田藤十郎一世一代」と重いキャッチコピー。たっぷりと、細かくも濃い藤十郎・
 お初。素朴さ可憐さが際立ち。翫雀・徳兵衛がちと置いてきぼり。

 昼の部
 壽春鳳凰祭11:00−11:20
 幕間15分
 鎌倉三代記11:35−12:54
 幕間31分
 壽靱猿 1:25−2:04
 幕間20分
 曽根崎心中2:24−4:03

 夜の部
 一條大蔵譚4:40−6:06
 幕間29分
 女伊達6:35−6:51
 幕間13分
 髪結新三7:04−9:05


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