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＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2014/4/24-5/1 11ステージ)
http://www.komaba-agora.com/
全自由 一般前売2500円 当日2800円 前半割引〜25日 前売2000円 当日2300円
リピーター割引 一律2000円
作・演出：市原佐都子 舞台監督：鈴木弥子 舞台美術：中村友美
照明：井坂 浩（青年団） 音響：柴田未来 衣装：桑原史香
映像演出・制作：森すみれ（鳥公園） 宣伝美術：吉田聡子
制作：渡邊由佳梨、有上麻衣
出演：
吉田聡子 ：母
坂口真由美：園子
飯塚ゆかり：のんちゃん
吉岡紗良 ：フランシーちゃん
2014/05/01(木)晴 2:03-3:40PM(1’37)前方中央 客席満席(60人)
客層：20-30才代中心、おじさん結構。男性過半数。
客入れ：整理番号なし、支援会員から入場。桟敷1椅子4列。前方が見やすいと誘導。
役者板付き、洗濯機脇に立つ吉田聡子がぶつぶつ、時折麻痺動作で不穏な空気を
醸し。折り込みチラシそれなり。パンフ A5両面。物販、バッチ500円 Tシャツ1500円
カーテンコールなし。
舞台。コンクリート床。下手に洗濯機と干し物。正面にドアが着いた壁・家装置。
下手はしごを登って屋上に二人がだらだら。上手のポールで降り。
お話。犬のようにセックスしないと納まらない、ちょっとぐうたら主婦。娘は
飼い馬と同衾、彼にオナニーの手ほどき。帰国子女のんちゃんの飼い犬フランシーが
迷い込み、主婦に囲われるが放置状態、シラミや蚤だらけの不遇。娘は飼い馬の
オナニー始末に飽きたか外にでて、スピリチュアルな旅女子達と交流。空虚な時間を
満喫して帰宅するとそこにも不遇。
動物/人間ボーダーレス、ぐじゃぐじゃの変態性妄想演劇最新。キュートと虚しさを
強調する女優達はいずれも魅力的。吉田聡子の特異な身体性を併せて、特異な世界
へと誘い。よりグロテスクで生々しい倒錯ぶり、本能だけのセックス、食物連鎖で
思い込みで交わされる捕食コミュニケーション。安直な感傷なんぞどこにもない、
歪んで乾いたユーモア？が面白く、最後まで興味津々とみるねこ。これまでの
モチーフを混濁してみせた感あり、新味展開に期待をしたいねこ。
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