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＠下北沢駅前劇場(2014/8/20-24 7ステージ)
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指定（イス席）4200円 自由（ベンチシート）3800円 当日4200円
前半割引（20，21）指定席3900円 自由席3500円 高校生以下 前売1500円
作・演出：オクイシュージ 舞台美術：仁平裕也 照明：高野由美絵
音響：中村成志 衣装：藤田友 演出助手：滝沢圭吾（SNATCH）
演出部：上山丸（SNATCH） 制作：オフィス１号室 米本だいご。
出演：
前田昂一[コーヒーカップオーケストラ]：タケル(10年前)
佐藤貴史[サモ・アリナンズ]：金田(タケル幼なじみ 罪をかぶる)
渡辺カズキ：つっちゃん(10年前の金田)
上田遥[ハイバイ]：あやの(つっちゃんの恋人)
秋枝真(石幡友美代役) ：アケミ(タケルの義理の妹）
後東ようこ：小夜（タケルの恋人 後失踪）
市岡拓 ：小山内（タケル、金田の同級生 引きこもり)
わかまどか：おかあちゃん(タケルの母)
久保田武人：児玉(毛玉)
河野晋吉 ：牟田口(無口)
清田正浩 ：男(現在のタケルを匿う）
オクイシュージ：タケル(現在)
2014/08/24(日)曇 6：06-8：11PM(2'05)中段下手 客席9割(90人)
客層：20-30才代男女とおじさん。男女半々。
客入れ：ベンチ1、椅子7列。最後尾空席。エアコン直撃対策のブランケットを積極
配布。折り込みチラシそれなり。サイン入りカード全プレ。パンフ A4 1枚。
物販なし。カーテンコールなし、それでも拍手沸き。
オクイシュージ主宰ユニット、初見ねこ。
舞台。一面黒い壁。桟が縦横にあって舞台装置の裏のよう。中央に窓とか。
お話。惨劇に出逢った時の記憶が都度失うタケル。匿う男が語り、溯る10年。
義父の変死はタケルが犯人と責める義理の妹アケミ。しかし記憶を無くしている
彼には心当たりがない。タケルへの復讐は彼女のみならず、絡まる悪癖、無自覚の
悪意故友人、そして彼自身に及んで。
がつんとくる、重サイコサスペンス。因果応報、復讐の関係図式が幾重でも絡まり
驚きの収束へと至り。手の込んだ、容赦の無い、変態性まじりの暴力シーンが続々。
本キチからというやり過ぎに思わず笑いが上がるけど、陰々滅々。自滅する救いの
ないラストが哀しすぎ。カーテンコールがないのは潔いけど、うーんヘビー。
見たことがない佐藤貴史のダークサイド演技にほよよねこ。謎めき黒幕役・ベテラン
清田正浩の沈着する醒めた狂気がなんとも魅力的。
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