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 歌舞伎座 秀山祭九月大歌舞伎 夜「絵本太功記/連獅子/御所五郎蔵」

 @東銀座 歌舞伎座(2014/9/1-25 25ステージ)
 http://www.kabuki-za.co.jp/
 1等席18000円 2等席14000円 3階A席6000円 3階B席4000円 1階桟敷席20000円

 夜の部
 一、絵本太功記(えほんたいこうき)尼ヶ崎閑居の場

 吉右衛門:武智光秀
 染五郎 :武智十次郎
 又五郎 :佐藤正清
 米吉  :初菊
 歌昇  :真柴郎党
 種之助 :同
 隼人  :同
 歌六  :真柴久吉
 東蔵  :皐月
 魁春  :操

 二、連獅子(れんじし)

 仁左衛門:狂言師右近 後に親獅子の精
 千之助 :狂言師左近 後に仔獅子の精
 錦之助 :浄土僧専念
 又五郎 :法華僧日門

 三、曽我綉侠*御所染(そがもようたてしのごしょぞめ)御所五郎蔵
 侠の字は正しくは「人」偏に「夾」

 染五郎 :御所五郎蔵
 松緑  :星影土右衛門
 松江  :子分梶原平平
 亀寿  :同新貝荒蔵
 亀鶴  :同秩父重介
 廣太郎 :同二宮太郎次
 児太郎 :同畠山次郎三
 歌江  :番頭新造千代菊
 錦吾  :花形屋吾助
 高麗蔵 :傾城逢州
 芝雀  :傾城皐月
 秀太郎 :甲屋女房お松

 2014/09/03(水)晴 4:30-8:43PM(内訳下記)三階最前中央 客席7割?(1500?人)
 客層:中高年女性中心。高校生団体有り。やっぱり三階は結構空席あり。
 客入れ:一幕見満遍なく。筋書1300円。

 ・絵本太功記
 お話。主君を討った光秀に母は憤り、尼崎へ蟄居。その宿へ一人の僧侶。秀吉?と
 危ぶみ、串刺しにするとこれが実の母。息子に意見するための決死の企てなり。
 光秀涙涙、しかし信念はブレはせず、討伐の軍勢に立ち向かうのだった。

 幽鬼のような吉右衛門・武智光秀。昼の部の法界坊から引き継いだようにおどろ。
 後半子の親と柔らかくなる場ともかっちり演じて魅了。真柴久吉キャラの潜伏設定
 とか、いつみても芝居にしてもと呆れ楽しむねこ。

 ・連獅子
 構成。前半、親獅子の小獅子を谷底に落としての鍛錬。後半、獅子の精の毛振り。

 すっかり復調(毛振り10+31回)仁左衛門、お孫さんとむつまじく踊り。小獅子・
 千之助の柔軟に弾む身体と、親獅子・仁左衛門の優しい眼差しが融和する
 ジェントルな世界にほこほこと浸るねこ。

 ・御所五郎蔵
 お話。任侠・五郎蔵の恋人・皐月に横恋慕する浪人・土右衛門。皐月が恋人の金策が
 ため土右衛門へ身を任せようとしたことから誤解を生み、一気地獄模様へと。

 体面第一の江戸っ子ってキ○ガイだよねな、意気地横溢世界。昼の鬼一法眼に続き
 ミスターメロウとガリガリ君(染五郎、松緑)が好対照。

 昼の部
 鬼一法眼三略巻 菊畑 11:00−12:07
 幕間30分
 隅田川続俤 法界坊 序幕・二幕目12:37−2:41
 幕間20分
 隅田川続俤 法界坊 大喜利 3:01−3:43

 夜の部
 絵本太功記 尼ヶ崎閑居の場 4:30−5:48
 幕間28分
 連獅子 6:16−7:12
 幕間20分
 曽我綉?御所染 御所五郎蔵 7:30−8:43

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