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 歌舞伎座 吉例顔見世大歌舞伎 初世松本白鸚三十三回忌追善
 夜「御存鈴ヶ森/勧進帳/すし屋」

 @東銀座 歌舞伎座(2014/11/1-25 25ステージ)
 http://www.kabuki-za.co.jp/
 1等席18000円 2等席14000円 3階A席6000円 3階B席4000円 1階桟敷席20000円

 夜の部
 一、御存鈴ヶ森(ごぞんじすずがもり)
 松緑:幡随院長兵衛
 彦三郎:東海の勘蔵
 権十郎:飛脚早助
 團蔵 :北海の熊六
 菊之助:白井権八

 二、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
 染五郎:武蔵坊弁慶
 吉右衛門:源義経
 友右衛門:亀井六郎
 高麗蔵 :片岡八郎
 宗之助 :駿河次郎
 錦吾  :常陸坊海尊
 金太郎 :太刀持音若
 幸四郎 :富樫左衛門

 三、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)すし屋
 菊五郎:いがみの権太
 時蔵 :弥助 実は三位中将維盛
 梅枝 :お里
 亀寿 :梶原の臣
 萬太郎:梶原の臣
 巳之助:梶原の臣
 隼人 :梶原の臣
 右之助:弥左衛門女房おくら
 萬次郎:若葉の内侍
 左團次:鮓屋弥左衛門
 幸四郎:梶原平三景時

 2014/11/10(月)晴 4:30-8:45PM(内訳下記)3F前方上手 客席8割?(1500人?)
 客層:中年、シニア層中心に幅広く。女性8割。
 客入れ:一幕見はパラパラ立ち見あり。

 ・御存鈴ヶ森
 舞台。中央に石碑どーん。あとは草ぼうぼうの荒れ地。
 お話。美少年剣士・白井権八と大親分・幡随院長兵衛の出会い。滅多に人が通わぬ
 ところへ、雲助駕籠でつれられてきた美少年。すわ餌食にと思いきや、思いも寄ら
 ぬ凄腕で雲助殲滅。通りがかりの大親分、これを見逃すはずがない。

 最近ふっくら気味の菊之助が殺人マシーン役。艶めきを添えて妖しい魅力あり。
 松緑・幡随院長兵衛で世代交代、でも軽くなっちゃうよな、語尾とか。

 ・勧進帳
 舞台。松葉はめ。
 お話。逃走中の義経一行。関所での弁慶の機転と、関守・冨樫の厚情で難を逃れる。

 喧嘩勧進帳。パパと共演となると荒ぶる染五郎。派手だし、キレキレなのでお客さん
 は大喜び。口調が唱うよう、リズミカルで独特。一方、幸四郎・富樫、厚情というか
 感情が見えづらくて、うーみねこ。吉右衛門・義経がクール、出来るビジネスマン
 みたい。

 ・すし屋
 舞台。田舎の商家店頭。
 お話。平維盛を匿う一家。悪たれの長男・いがみの権太は維盛を敵方へ売って
 もうけの算段、と思われたのだが。

 しっとり人情芝居。人肌の温もりを感じさせる、菊五郎・いがみの権太。昭和の
 良さとか思うねこ。
 
 昼の部
 寿式三番叟11:00−11:31
 幕間35分
 井伊大老12:06−1:41
 幕間20分
 一谷嫩軍記 熊谷陣屋 2:01−3:28

 夜の部
 御存鈴ヶ森4:30−5:08
 幕間27分
 歌舞伎十八番の内 勧進帳5:35−6:51
 幕間13分
 義経千本桜 すし屋 7:04−8:45

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