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 国立劇場 初春歌舞伎公演「通し狂言 南総里見八犬伝(なんそうさとみはっけんでん)」

 @半蔵門 国立劇場大劇場(2015/1/3-27 25ステージ)
 http://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu.html
 特別席 12300円(学生8600円) 1等A席 9500円(学生6700円)
 1等B席 6300円(学生4400円) 2等A席 4600円(学生3200円)
 2等B席 2600円(学生1800円) 3等席 1500円(学生1100円)

 作:曲亭馬琴  脚色:渥美清太郎 監修:尾上菊五郎 補綴:国立劇場文芸研究会
 美術:国立劇場美術係
 出演
 菊五郎:犬山道節
 時蔵 :犬坂毛野
 松緑 :犬飼現八
 菊之助:犬塚信乃
 亀三郎:犬田小文吾
 亀寿 :犬川荘助
 萬太郎:犬村大角
 左近、:犬江親兵衛
 梅枝 :蔓六娘浜路
 竹丸 :馬加鞍弥吾
 右近 :里見家息女伏姫
 左近 :江親兵衛
 橘太郎:横堀在村
 権十郎:巨田薪六郎
 萬次郎:蟇六女房亀笹
 團蔵 :大塚蟇六、馬加大記
 彦三郎:足利成氏
 左團次:扇谷定正

 2015/01/03(土)晴 12:00-3:55PM(内訳下記)3F上手 客席ほぼ満員(1600人)
 客層:大人中心、10代〜シニア層まで幅広く。女性7割。
 客入れ:正月行事あり。鏡開き 開演1時間10分前から。45分前に桝品切れで紙コップ
 太神楽曲芸協会により大道芸 開演30分前まで。1回目幕間にロビーで獅子舞。
 昨年同様にNHKの中継はなし。最後の幕で手拭い撒きあり。1Fで南房総の物産市開催。
 2Fに武田双雲の墨書旗展示。物販。パンフ 900円 資料集900円。

 原作刊行200周年記念とか。
 舞台。山中、御殿、南蛮屋敷とかいろいろ。
 お話。室町後期、没落した南総・安房国の領主・里見家の再興を誓う、選ばれし
 八犬士の活躍をダイジェスト。犬塚信乃と犬飼現八の敵対やがて和解、犬山道節が
 刀売りに変装して敵に接近、犬坂毛野が女田楽に変装して同文とか。

 モノローグと立ち回り中心、物語を追うより都度のアトラクションと役者を楽しめ
 れば吉。なんでか短い転換休憩がやたらあって、げんなりするけど、忍々。
 菊之助・犬塚信乃がハンサム上等、色っぽくて素敵。松緑・犬飼現八は身体性の
 良さを活かして、暴れ八着。菊五郎・犬山道節のゆとりと愛嬌、台詞を噛んで自笑、
 笑いを誘い。時蔵・犬坂毛野とか、男女往還でいろいろさせられ。女田楽のリズムが
 韓国と和楽のミックスでむずがゆいねこ。
 
 発端 (安房)富山山中の場 序幕 (武蔵)大塚村蟇六内の場 本郷円塚山の場
 12:00-1:15
 幕間35
 二幕目(下総)滸我足利成氏館の場  同 芳流閣の場 1:50-2:22P
 幕間10
 三幕目(下総)行徳古那屋裏手の場 2:32-2:45
 幕間15
 四幕目(武蔵)馬加大記館対牛楼の場
 大 詰(上野)白井城下の場 (武蔵)扇谷定正居城の場
 3:00-3:55(各場幕間5)
 

 
 

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