[ホーム](個別ページができ次第、そちらにリンクします。)

 歌舞伎座 壽初春大歌舞伎 夜「猩々/二条城の清正/廓文章/雪暮夜入谷畦道」

 @東銀座 歌舞伎座(2016/1/2ー26 25ステージ)
 http://www.kabuki-za.co.jp/
 1等席19000円 2等席15000円 3階A席6000円 3階B席4000円 1階桟敷席21000円

 夜の部
 一、猩々(しょうじょう)
 松緑:酒売り
 梅玉:猩々
 橋之助:猩々

 二、吉田絃二郎 作秀山十種の内 二条城の清正(にじょうじょうのきよまさ)
 二条城大広間の場 淀川御座船の場
 幸四郎:加藤清正
 魁春 :大政所
 金太郎:豊臣秀頼
 松江 :井伊直孝
 廣太郎:池田輝政
 錦吾 :斑鳩平次
 桂三 :浅野幸長
 高麗蔵:藤堂和泉守
 彌十郎:本多佐渡守
 左團次:徳川家康

 三、玩辞楼十二曲の内 廓文章(くるわぶんしょう)吉田屋
 鴈治郎:藤屋伊左衛門
 歌六 :吉田屋喜左衛門
 寿猿 :阿波の大尽
 吉弥 :おきさ
 玉三郎:扇屋夕霧

 四、河竹黙阿弥 作 雪暮夜入谷畦道(ゆきのゆうべいりやのあぜみち)直侍
 浄瑠璃「忍逢春雪解」
 染五郎:片岡直次郎
 芝雀 :三千歳
 吉之助:暗闇の丑松
 錦吾 :寮番喜兵衛
 東蔵 :丈賀

 2016/01/19(火)晴 4:30-9:03PM(内訳下記)3F前方下手 客席6,7割(1000人?)
 客層:中年、シニア層中心に幅広く。女性9割。
 客入れ:一幕見席は空席あり。

 ・猩々
 お話。お酒大好きな猩々2匹、酒売りに進められまま、飲んで上機嫌に舞い踊り。
 松羽目ならぬ揚子江背景。ふけ顔の童子二人が酔っぱらって極楽の体。奇妙な
 おかしみあり。酒売り・松緑、たくらみがありそうでなさそうで。全体、品よく
 夢のように終わり。

 ・二条城の清正
 お話。二条城にいる家康に呼ばれた秀頼、老年をおして守り抜こうとする忠臣・清正。
 加藤清正・幸四郎と実孫・豊臣秀頼の競演スペシャル。泣きすぎる芝居なれど、
 いい人ぶりが伝わってしみる幸四郎。

 ・吉田屋
 お話。感動された商家の若旦那、紙衣姿に身をやつし、傾城夕霧を訪ねてくる。
 待つ間、他の客に嫉妬したりと男のバカかわいさ。
 玉三郎参加で甘くならない関西和事。鴈治郎のぱたぱた若旦那ぶりが似合って○。

 ・直侍
 お話。お尋ね者の直次郎、恋しい花魁に苦しい別れ話。いっそ殺してと彼女が迫る
 ところに、また追っ手が。
 江戸っ子悪の吉之助・暗闇の丑松と、ちと甘くメロウな染五郎・直次郎。
 逃げる直次郎、身を乗り出し手を延べる芝雀・三千歳。世界がストップモーションに
 なる演出がカッコいい。世話の染五郎はいいので、ライトな奴もみてみたいねこ。

 昼の部
 廓三番叟 11:00−11:21
  幕間10分
 義経千本桜 鳥居前 11:31−12:18
  幕間29分
 梶原平三誉石切 12:47−2:10
  幕間13分
 新古演劇十種の内 茨木 2:23−3:53

 夜の部
 猩々 4:30−4:49
  幕間15分
 秀山十種の内 二条城の清正 5:03−6:09
  幕間30分
 玩辞楼十二曲の内 廓文章 吉田屋 6:39−7:41
  幕間15分
 雪暮夜入谷畦道 直侍 7:56−9:03

[月間一覧