＠渋谷 Bunkamuraシアターコクーン(2016/05/07-29 25ステージ)休演5/9、16、23
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/
全指定 S席10000円 A席8000円 B席5000円
＠大坂 森ノ宮ピロティホール 5ステージ
作：トレイシー・レッツ 翻訳：目黒条
上演台本・演出：ケラリーノ・サンドロヴィッチ[ナイロン100℃]
美術：松井るみ 照明：関口裕二 音響：水越佳一 衣裳：伊藤佐智子
ヘアメイク：宮内宏明 擬闘：栗原直樹 演出助手：坂本聖子 舞台監督：福澤諭志
主催・企画・製作：Bunkamura／キューブ 後援：wowow
出演：
・ウェストン家の人々
村井則夫 ：ペバリー・ウェストン
麻生れい ：バイオレット・ウェストン(ペバリーの夫)
秋山菜津子：バーバラ・フォーダム(長女)
生瀬勝久 ：ビル・フォーダム(バーバラの夫)
小野花梨 ：ジーン・フォーダム(バーバラの娘)
常磐貴子 ：アイビー・ウェストン(次女)
音月桂 ：カレン・ウェストン(三女)
犬山イヌコ[ナイロン100℃]：マティ・フェイ・エイケン(ペバリーの妹)
木場勝巳 ：チャーリー・エイケン(マティ・フェイの夫)
中村靖日 ：リトル・チャールズ・エイケン(マティ・フェイの息子)
・その他の人々
橋本さとし：スティーブ・ハデブレクト(カレンの婚約者)
羽鳥名美子[毛皮族]：ジョナ・モネヴァータ(家政婦)
藤田秀世[ナイロン100℃] ：ディオン・ジルボー(保安官。バーバラの同級生)
2016/05/18(水）晴 6:35-9:46PM(60/休15/50/休15/49）1F中段 客席満員(750人）
客層：大人中心、女性7割。
客入れ:折り込みチラシ厚め、パンフなし。物販。パンフ A4 1800円。
カーテンコール2回2分。
映画化された作品、日本初演。
舞台。2階立て山荘風。1F一つながりのリビングとダイニングキッチン。
上手端に玄関と書斎。2F、上手側に大きな出窓、下手に屋根裏屋部屋。
お話。詩人の父が失踪した報に長女、次女が旧家に帰ってくる。出迎えのは
ジャンキーの母親の皮肉、罵声。娘達はそれぞれに訳あり、取り持つのは和みの
叔母夫婦。やがて悲報がもたらされ、三女の到着で一族が揃うことになるが。
痛くおもしろい、泥沼万歳天国。ドラッグ、アルコール、浮気で家族、家庭崩壊
＠アメリカの見本市。女主人が病んで荒れ狂う台風の目。なにもかもオジャンに
して周囲は右往左往。麻生さんは原作・演出のさらに上をゆく演技。窮鼠猫を噛むと
絡む俳優達も舞台を活性化してまあすごい。喜劇的にした、チェーホフ作品での演出
の弁と同じ。賢いのにダメな登場人物たちに苦笑いしつつ、なるほどねこ。
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